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カテゴリ:トップ病気・予防接種風邪
風邪の効用
by 野口晴哉

この本を読むと、風邪をひきたくなりますよ!

少なくとも、病気になることにビクビクしなくてもすむようになります。

風邪というのは捕らえどころのない一番やっかいな病気だけれども、風邪が治ってしまうと、たいてい体の調子が前より良くなっている。ここで大事なのは、風邪を治すことばかり考えるのではなく、きちんと「経過」させることだ。そのためにも、自分の体を良く理解することが重要になる。

また、風邪を引くことによって、重い病気になるのを防いでくれる。逆に、風邪を引かなくなったら、重い病気の前触れと考えた方がいい。

風邪をどうやって治すか、ではなく、風邪という病気をどう考えるか、という点で、非常に示唆に富んでいます。風邪だけではなく、むしろ他の病気全体にも当てはまる部分が多いと思います。

原著は1962年で、まだ医療技術が低水準で、薬もほとんどなかったころです。当時、先人たちが、体の力をいかに引き出すか、その力を病気に対していかに活用するか、ということに力を注いでいたことが、ひしひしと感じられます。

例えば、風邪のときの入浴。当時、お医者さんは「ダメ」と言っていたと思います。しかし、この本では、むしろ風邪のときこそ入浴すべきと書かれています(ただし、入浴方法が重要)。現在、風邪で入浴を禁止するお医者さんはいないと思いますが、このあたり、西洋医療の底の浅さが示されているような気がします。

足湯」や「脚湯」、冷えを解消する方法などにも触れられています。

野口整体の創始者。


〔作成者:まつ



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書名風邪の効用 (ちくま文庫)
著者野口 晴哉
出版社筑摩書房
発売日2003/02
形式文庫 212ページ
価格¥ 630 (ユーズド:¥ 148 より)
ISBN4480038078
おすすめ度oooo
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oooo 実際に
実際に、風邪を引き、病院にも行ったが
「お薬いりますか? ただの風邪ですが」と言われ、
週末と重なっていたので、風邪薬を飲まず過ごしてみた。

風邪薬や注射よりも治りは遅かったし、
治ったように見えても、何だがぐずり、ぐずりとしていた。

けれども!
風邪を引いてから1週間ほどたち、
すこぶる体の調子が良いことに気づいた。
驚くほどの調子のよさ。

風邪を引いて薬を飲まなかったこと以外に
何も思い浮かばない。
この本を読んで納得した。

ちょっと分からない表現(脊椎の何番目をゆるめるとか)も
出てくるけれど、そこを読み飛ばしても読む価値あり、と
思います。
私自身、野口整体に関しては不勉強で
分からないことも多いけれど、
それでもこの風邪の効用は読んでみて面白かったし、
次から風邪を怖がる必要もないんだな、
風邪が経過するのを待てばいいんだな、と
安心した次第。

いつか著者のように20分から4時間くらいで
風邪が経過していく体になれる日が来ないかな?

oooo 風邪を上手くひけば、健康になれる
風邪は病気を治そうとする働きであって、決して悪いことではない。
本当に悪いのは、風邪をひけなくなったくらい鈍感になってしまった体である。
ということが書かれています。
逆に、風邪を上手くひけば、健康になれるという驚きの内容が書かれている。

足湯は本当に効きます。風呂の活用法を理解できたのが収穫でした!

ooooo これからお子さんを育てる方、なるべく自然に生きたい方へ
野口整体の野口晴哉さんの本が最近単行本となって出版されています。確か、全集としてメジャーではない出版社で作られていたので、あまり一般の方の目に触れることがなかった本ですが、こうして単行本にしていただくと大変ありがたいですね。
野口晴哉さんは人の体をよく研究し、手当てといって、手の動くところに手を当てたり、自らの治癒力を生み出す活元運動など、まったくユニークな健康法を確立した大家です。

私はこの野口さんの文章がとっても好きです。人の体の力、自然の力を信じ、意識よりも体から導き出される力こそが本当の人間の力であるとおっしゃるのですね。非常におおらかで、安心する感じなんです。

体癖という造語がぴったりとご本人も納得されていますが、人の体の使い方で、それぞれの性格や行動が生み出されるとおっしゃいます。十種類の体癖の特徴やそれぞれのエピソードはとても面白いです。多くの人に実際に触れられ、体を(背骨を手で確認する)検証し、人の顔や名前は忘れても、その体(背骨)は総て覚えていたという方なんですね。

そして、今回の風邪の効用も、大きな文字で、とっても読みやすい本です。風邪についても、今のように、風邪を引く前に予防注射をしたり、引くまいと体をかばうようなことが、逆に弱い体にしてしまうということなんです。
風邪は逆に、人間の様々な病気をうまく調整してくれる非常に便利なものだと言うことなんですね。必然性があるから風邪を引く。風邪を引けない体となってしまうと、大病をするということなんです。うまく風邪を引いたことをきっかけに、全体を調整してしまうと、非常にすっきりした体となるんですね。
目からうろこの面白い内容です。これからお子さんを育てる方、なるべく自然に生きたい方、ぜひ一度読んでみるといいですよ。とっても勉強になります。



oo 分からない
著者の主張する整体の知識がないと、何を言っているかさっぱり分からない本。突然、「そんなの常識として知っているだろう」と言わんばかりに整体の用語が出てくる。解説も、注も、いっさいなし。どうしてもこの著者の本を読みたいなら、この本から読み始めるべきではない。続き物なら、そういう風に明示するべきだし、専門書や入門書でも、文庫にする場合は用語解説や「導入」、イントロダクションがつくものである。そういうのは一切ない。無理矢理へんちくりんな言葉の世界に引きずり込まれる気がする。

ooooo 風邪をひく必要性=目からウロコ!
ストレスや疲労によって緊張しきった体や頭を緩ませ、強制的に休ませるために風邪をひく必要がある。

風邪をチョコチョコひいて、うまく体を緩ませることができる人は
癌などの大病をしないという著者の説にナットク。

人間の持つ自己治癒力のメカニズムに感動。

熱のある時は風呂に入ってもよいとか、
熱が下がって低体温期に入ったらじっとして休まないと長引く、
など目からウロコの野口療法がいっぱい。

風邪をひくと「たるんでるからだ!」と言われて育ったので
風邪をひくたびに気持も落ち込む自分だったが、この本を読んで
風邪は身体のリセットだとわかり、安心。

薬で抑えて、身体のリセットなしに進み続けることは
危険だと思い知った。


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