足湯の方法
あしゆには、足首から下をお湯につける「足湯」と、膝下までをお湯につける「脚湯」があります。風邪で喉が痛んだり、咳が出るものは「足湯」をします。下痢をしたり消化器に変動があるものは「脚湯」をします。

足湯の場合には、手桶などにお湯を用意します。なお、手桶のお湯は冷めやすいので、別に差し湯のためのお湯も用意します。

お湯の温度は高めにします。具体的に何度くらいというのではなくて、本人の実感で「熱め」の実感であればよいでしょう。おおむね、通常の入浴温度より2度高い位です。

なお乳幼児の場合は、成人が「心地よい」と思える温度くらいが「熱め」になります。そのお湯に数分間、足首から下を浸します。途中で、温度が下がってきたら、差し湯をして温度を保ちます(目安としては6分間です)。

お湯につけた足が発赤してきたら、引き上げてタオルで拭きます。

もしも、片側だけが赤くなっていない場合には、その発赤しない片側だけをお湯につけます。2分後に引き上げて、赤くなっていればおしまいです。

脚湯はある程度のお湯が必要ですので、湯船で行います。湯船に膝下までのお湯をはります。あとは足湯と同じ要領です。