とびひ(伝染性膿痂疹):13日目
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もうGive up! 皮膚科受診。
先生の第一声「これは入院せんといかんかもしれん」事の重大さを認識する。
看護師さん3人がかりで薬を塗られ、ガーゼと包帯で全身ミイラに。
押さえつけられて、ゆいは「かあしゃぁぁん!!」と絶叫。胃を締めつけられる思い。ごめんね、ゆい。

注文していた「ホメオパシー的予防」の本が届いた。真っ先にとびひのページを見る。
・・・由井先生の娘さんが6,7歳の時、花が咲いたようにとびひが出た。1ヶ月出っぱなし。出し切って1ヶ月後すっかりきれいになった。抗生物質がたまるととびひは出てくる。とびひは大事。出し切りましょう。レメディ取っても1ヶ月はかかりますよ・・・

最初はこの考え方に従ってひたすら待った。でも2週間で断念した。それ以上は耐えられなかった。せっかく頑張って毒出ししていたのに、毒でフタをしちゃった。
私は一体何やってんだ?何をどうしたいんだ?こんだけ酷くなるまでほっといて、結局毒出しもできなくて、傷痕だけ残ったらしゃれになんない・・・

すっかり落ち込んでたら、夫が言った。
じゅんじゅんの考えが悪いわけじゃない。むしろ正しいと思う。薬のない時代はそうやって治してきたんだから。
でも、目の前でゆいがこんな状態でやっぱり心配だし、1度薬の力を借りて抑えて、その後また出てきたらまた自然療法やってみたらいいんじゃない?じゅんもそうやって治ったんだし。(抗生物質で再発・再々発し、その後自然療法で治癒)
一生懸命手当てして、それで手に負えなさそうだから切り替える。それだけのこと。自分を責めなくていい。

だいぶ気持ちが軽くなった。ムカつくことも多いがこういう時は頼りになる。

薬に頼ろうと決めたものの、やっぱりなるべく最小限にしたい。
きれいにシャワーをした後、まず馬油を塗った。吸収がいいから、皮膚の内側にバリアを作ってくれるはず。
時間を置いて、ゲンタシンを塗る。処方されたのは抗生物質入りステロイドだったが、独断で替えちゃった。
ガーゼにソルベースを延ばして張るように言われたが、看護師3人でやってたものを私1人でできるわけない。汁も出てないし表面が乾けばいいんだろうから、麦飯石粉をつけておいた。
飲み薬はきっちり飲ませた。生まれて初めての飲み薬。
◆医師のコメント
とびひは飲み薬飲まないと治らない。甘く見ないで早く連れて来ないとダメだ。
酷くなれば入院して点滴になることもある。
経口抗生物質3日分出すが、まず明日一度見せに来なさい。
良くなっていなければ薬が合っていないということなので、種類を替えなければならない。
とにかく飲み薬をきっちり飲ませること。
◆与えた薬
診察室で、ヒビテン消毒→リンデロンVG→ソルベース(ガーゼ)
フロモックス+ビオフェルミン 朝・昼・夕
風呂上がり、馬油→ゲンタシン軟膏→麦飯石粉
◆コメント