Re6: 予防接種を受けないで、はしかにかかったとき
haripo/医療
2005/3/9
> 予防接種拒否というつきつめた論理的結論にいたる人たちが往々にしてホメオパシーとか、漢方のように、非論理的、非科学的な方面に向かうことが多いのはなぜなんでしょう。あなたのおしゃる免疫力向上とは具体的にはどのようなものなのでしょうか。それにはどのような論理性、再現性があるのでしょうか。お教えいただければ幸いです。
横から失礼します。
ある意味もっともな意見だと思います。
ただ、人はすべてを論理的に考えているわけではありませんよね。むしろ、人の行動や選択のほとんどは漠然となされているのではないかと思います。
「免疫の強化」などという、あたかも科学的であるかのような単語が盛り込まれるから、「突っ込み」にもあうわけですが、このようなケースでご本人が言わんとしていることは、その人がどのように生きるかというライフスタイルの話だと思うのです。
その中で、何を選択するかは、様々なバリエーションがあってよく、科学的なものや科学的でないものが混在していて矛盾はないと思います。人ってそういうものではないでしょうか。
ホメオパシーや漢方についてのご意見がありましたが、たしかにそれらの多くは十分なエビデンスを提示できてはいませんし、そういう意味では現状において、考えねばならない問題はたくさんあると思います。
ただ、むしろこれから解明が待たれる分野とも思います。ですから非科学的という表現には賛同できません。
いくつかの漢方薬は、その作用機序が明らかになってきています。鍼灸に関しては、例えば、WHOのホームページの中に鍼灸についてのレポートがあり、いくつかの疾患への有効性について記載されていたと思いました。今後も研究や調査が続くと思います。
ホメオパシーは、科学的に解明するのは難しい分野と思いますが、しかし、例えば最近の「舌下減感作療法」などの手法は、ホメオパシーの原理にも通じるものを感じますので、今後そのあたりが手がかりになって機序が説明されないものかなぁなどと空想しています。なにより私はホメオパシーを否定できるだけの根拠をもちえません。機会があれば使ってみて、自分の体で確かめたいと思っています。
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