Re7: 予防接種を受けないで、はしかにかかったとき
タマゴ/他
2005/3/10
haripoさん、タマゴ、医学生です。
先輩にいい機会ですので是非お聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。
> ホメオパシーや漢方についてのご意見がありましたが、たしかにそれらの多くは十分なエビデンスを提示できてはいませんし、そういう意味では現状において、考えねばならない問題はたくさんあると思います。
> ただ、むしろこれから解明が待たれる分野とも思います。ですから非科学的という表現には賛同できません。
> いくつかの漢方薬は、その作用機序が明らかになってきています。鍼灸に関しては、例えば、WHOのホームページの中に鍼灸についてのレポートがあり、いくつかの疾患への有効性について記載されていたと思いました。今後も研究や調査が続くと思います。
漢方の作用機序とはなにをさすのでしょうか。その診断学の基礎である傷寒論のことでしょうか。あれは陰陽五行説をもとにして作られた占いと同じもので科学的根拠はないと思います。漢方はこれから解明が待たれると言われながらほぼ30年が経過しましたが、全く解明されていません。薬効成分にステロイド様作用とか、アスピリン様作用等の薬効は報告されていますが、それは近代医学のほぼ50年前のレベルではないでしょうか。
> ホメオパシーは、科学的に解明するのは難しい分野と思いますが、しかし、例えば最近の「舌下減感作療法」などの手法は、ホメオパシーの原理にも通じるものを感じますので、今後そのあたりが手がかりになって機序が説明されないものかなぁなどと空想しています。なにより私はホメオパシーを否定できるだけの根拠をもちえません。機会があれば使ってみて、自分の体で確かめたいと思っています。
ご自分で確かめられるのは結構ですが、それによって得られる結論は主観的なデータであり、客観性はないと思います。有機無農薬野菜による免疫力強化のように、個人レベルでの美学でしたら問題ないのですが、医療にそれを持ち込むのは犯罪行為に近いようにも思いますが、いかがでしょうか。
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