小児救急医療のあり方〜医師会、国、学会から
ちびトト
2005/3/31
みなさん、こんばんは。

> > 現在、小児医療は採算が合わないから…と小児医が少ないそうですが、小さいからこそ体の弱い子供をしっかり診てくれる医者が増えてくれる事を願います

>

> 小児科医は確実に減っています。それは、安易に救急外来を受診する人が多いのも原因の一つです。

> 多くの病院で医師は当直制です。昼間は外来を担当し、夜間も働いて、朝になったら又、外来や入院患児の診察をし・・・身体が持たず病気になってします人もいます。「子供たちのために」と思い小児科医になったのに、転科してしまう医師もたくさんいます。

> 私たちの子供のために、又、その子供たちのために・・・

> 受診の仕方やタイミングなど・・・親が学ばなくてはいけない事も多いと思います。


 小児の救急に関して、どのような対策が検討されているか、開設されているページを紹介します。

 日医ニュースの記事から(http://www.med.or.jp/nichinews/n150420k.html)
 感想:確かに「内科・小児科」等と掲げている内科開業医は多く、一次救急を担ってもらうと、小児科医の負担は減らせると思いますが、夜間に救急のお世話になろうとする親の立場からは、やはり「小児科医」を望んでしまうのではないでしょうか。
 小児科が儲かる科になれば、小児科医志望は増えるとは思いますが、それで集まってくる人材に期待できるのでしょうか(教育次第で使えるようになるかもしれませんけど)。
 小児科学会の小児科センター病院構想は実現するといいと思います。でも、人口30〜50万人あたり小児科医10〜12人の病院となると、単純計算で全国で3000人以上の小児科医が必要となり、現状で大学病院以外の病院勤務小児科医が全国で6000人弱であることを考えると、大幅な小児科医の増加か、大規模な病院小児科の統廃合が必要となりますね。
 ただ、この中で「労働条件を満たし,心身ともに健康な状態で診療にあたる」というのには大賛成です。心身ともに健康な状態の小児科医に診てほしいです。
 そのために、小児科医を集め、「当直」ではなくて、交代勤務にして、週40時間労働を実現する。そして、24時間365日小児の受け入れを可能にする。王道だとは思います。
 あと、人口30〜50万というと、都会はいいとして、地方だと診療圏が広くなりすぎるかも。小児科センター病院まで車で1時間以上なんてなっちゃうかもしれませんね。

 ちなみに、小児科学会の「小児科医確保に関する提言」(http://www.jpeds.or.jp/saisin.html#02)。3Yというのは初めて聞きました(^^;


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