Re5: 麻疹ワクチン接種について
ひでまりご/母親
2005/4/27
皆さんこんにちは。
やもさんのご意見、いつもありがたく拝見しています。このようなサイトで実際に小児科医として働いている、しかも母親である方の意見を聞くのは本当に参考になります。
麻疹は確かに悩むところで・・・。その他の予防接種については受ける、受けないの決心がついているのですが、麻疹だけは決めかねています。ただ自然感染の恩恵のことも私としては大切に考えているので、ある程度の年齢まで待つつもりです(小学校に入る前くらいまでと考えていますが、これにはあまり根拠がありません。ただ私の母や親戚にきいて、だいたい小学校までに麻疹にかかっていた、という極めてあいまいな情報をもとにしているだけです)。それでも麻疹にかからないようならば予防接種も必要かな、と。麻疹は今は死ぬことは極めて少ないと言われますが、合併症やSSPEの危険性だけは繰り返し小児科医から言われるので、その部分を恐れる気持ちは強いです。ただそれがいったいどの程度発症する可能性があるかのデータにお目にかかれないのはなぜでしょうか?やもさんのお話の中でもSSPEにかかって後遺症が残る確率についてはふれていますが、SSPEそのものを発症する確率については「まれである」にとどまっていますよね。とはいえ確率がたとえものすごく低くても、無視できない症状であることには違いないのですが。
さて、チコママさん、みゆみゆさん、日本脳炎のことについて参考になればと思い、少し書かせてさせていただきます。
先日、母里先生が講師の「予防接種勉強会」に参加してきました。実際に先生のお話をきいて、自分の中でもある程度整理がついたような気がします。やっぱり活字を読むだけと、人にあって話しをきくのでは、受け止め方、捉え方が全然違うものだということを改めて思いました。
結論から言うと、母里先生のお話では日本脳炎の摂取の必要性はかなり低いとのことです。(講演会では「必要ない」と口にされていました)現在患者数は国内で年間6人程度、しかも乳幼児はゼロとのこと。予防接種の効果についても疑問視しており、予防接種と発症者数の関連性は過去を振り返ってみてもない、とのご指摘でした。(これは「予防接種に行く前に」という本にも記されています)豚の流行と人間の流行は別問題ともおっしゃっていました。
また、日本脳炎に関しては昔は地域ごとに摂取回数が違っていましたが、ある時から北海道を除き、全国一律になったとか。(地域によっては、病気が増えたわけではないのに、摂取回数だけが増えた)ですからこれだけの回数摂取することに対しても、先生は疑問視しているようでした。
予防接種は悩み始めるとなかなか結論が出せず、苦しくなることもありますよね。悩んで、もんもんと考えているよりは摂取してしまった方が良いのでは、と結果的にほとんど摂取をすることを決めた友人もいます。母里先生は「ご夫婦で話し合って下さいね」と言っていましたが、実際には母親側が悩んで、結論を出すパターンが多いでしょうし、まわりに相談できる人も少ないだろうと思います。でも結論が出るまでとにかく考え、勉強するしか道はないんですよね。お互いにがんばりましょう!
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