Re: インフルエンザ合併症で子供が亡くなりました
さすけ/母親
2005/4/27
先日子供が亡くなった病院の担当の先生にお話を伺ってきました。
実際、病院に連絡を入れる事・足を運ぶ事はとても辛い事でしたが、このままでは前に進めないと思い、なんとか行動できました。

先生からのお話はこうでした。
・「入院したほうがいい」といったときの状態は大事をとってという程度だった事
・レントゲンで診る限りでは、それほどひどい肺炎ではなかった事
・入院した夜から具合が悪くなり、点滴で薬の処置をしてくれた事
・3日AM4:00頃から状態が落ち着いたが、朝になってまた状態が悪くなってきた事(薬があまり効いていないようでした)
・夜中にも何度か採血をして血中濃度を調べていたが、数値的には少し大きい程度だが、体を見た状態はかなり苦しそうなので、呼吸器をつける事にした事

後は解剖をしなかったのであくまでも見解としてしか言えないそうですが、
・インフルエンザウイルスが心臓に付いてしまって、心膜炎を起こしていた可能性がある事
・そうだとすれば心臓も肥大するはずだが、肺も肥大していたのでレントゲンで心臓の大きさを確認する事は困難だった事

といったお話でした。

今回の症例は、全国でも例がないそうです。
話の中で先生自身も「何でなんだ」という思いが伝わりました。
先生方もあらゆる処置をしてくれたと思っていますし、呼吸器をつけるタイミングは難しいところらしいのですが、ここは付けなければいけない、というタイミングで付けてくれたようです。
解剖に関しても、子供を亡くした親御さんはほとんど解剖したがらず、しばらくたって「どうして…」という思いをする方が多いそうです。
私自身も病院に連れて行くタイミングが悪かったのだろうか、と自分を責めていましたが、先生に「お母さんは毎日病院に連れて行って、きちんと対応していましたよ」と言ってくれました。
カルテのコピーを頂きたい、と言うと快く「構わないので手続きをしていってください」「また何かあったときはいつでも来てください」とも言ってくださいました。

今まで何か理由をつけて(医療ミス・薬の副作用)自分を納得させようと思っていましたが、自分の中でこれ以上考えても自分が辛いだけだと思い、【悪いウイルスに罹っちゃたんだね…】と思う事にしようと思います。
ちびトトさんが

>原因が…真実が一点の疑問点もなく解決するということは、現実の世界ではないのかもしれませんが、いちばんよくわかっているはずの主治医に疑問点を聞いてみるのがいいと思います。落ち着いてゆっくりと話が聞けるように、面談を申し込まれて時間をとってもらうのがいいと思います。


と言ってくれたように、全てが解決されたわけではありませんが、自分でこうだと思えたのならそれで良いかな…って

今回こうして先生のところにお話を聞きに行けたのも、ここで沢山の励ましのお言葉を頂いたお陰です。本当にありがとうございました。


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