Re: 麻疹ワクチン接種について
病原環境論/医療
2005/5/4
私は麻疹は、日本では死ぬことの少ない病気と思っています。こんなことをいう小児科医は、まずいないと思います。麻疹で死ぬのは、肺炎、脱水症、脳炎で、肺炎の8割は細菌性で抗生物質で治りますし、脱水は点滴すれば直ります。だから問題は脳炎だけです。しかし、脳炎の確率は、「事故、自殺、他殺」による死亡より低いのです。一般に日本人は昔から病気不安が強く、病気で死ぬことの少なくなった現代でもその不安は続いています。江戸時代は5歳までの死亡率は25%でした。だから七五三のお祝いをしたのです。現代では子どもの死亡の7割は「事故、自殺、他殺(虐待を含む)」で病気では3割で、その第一は白血病を中心に子どものがん(悪性腫瘍)です。そちらを減らすべきです。
麻疹は、のびのび育てて、滅多に病気にかからない子どもは重症化しません。子どもをのびのび育て、しかったり、強制したり、制限したりしないで、自由にさせていると、軽く済みます。脳炎にさえならなければ、滅多に死ぬことはありません。ワクチンは合併症の予防のためにするもので、軽く済めば問題ありません。しかし、神経質な子どもは集団生活の中で(保育所、幼稚園、学校、祖父母や親戚)ストレスを感じると(嫌なことをがまんする)重症化することがありますから、子どもの性格を見てワクチン接種を決めれはよいです。母親が迷ったり、不安がある人は接種を薦めます。それより事故予防、自殺予防、他殺予防、発がん予防(第一は放射線、電磁波)の方を考えて欲しいと思います。感染症で死ぬ子どもは、子どもの死亡のごく一部ですから。だから事故や他殺で死んでも、病気で死ぬのと一緒ですから、予防対策をしていなければ、仕方ありません。ちょっと目を離したすきに、と言うのは親の落ち度で犯人や事故を恨むのは、逆恨みです。麻疹にかかって死ぬようなもので、それならワクチンをしておけば良かったということになります。事故も他殺も同じです。欧米では、日本に先行して増えたので、対策も進み、日本の事故死亡率の3分の1です。
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