Re: 朝日新聞の麻疹(はしか)報道(シリーズ物なんですね)
namy/母親
2003/11/30
まつさん みなさん こんばんは namyです。
はしか記事、シリーズ物だったのですねぇ。
(今日のharipoさん紹介で気がつきました。)
なんだか厚生労働省の予防接種キャンペーンの一環記事のように思えてきました。。。
(28日の1面はブースター効果のことも取り上げていて、おお!と思わせるものでしたが、28日社会面→29日情報→30日情報とかなりトーンダウン(涙))
> ○麻疹の予防接種率が今でも80%程度にとどまっている
>
> 私の実感は、接種率はもっと高いと思っているのですが、今でもこんなに低いのでしょうか? 古い統計を使い回ししているような気がしてなりません。
まつさんの疑問に対しても、参考になる情報では?
29日の記事↓(はしか対策強化、接種「生後15カ月内」に 厚労省)
http://www.asahi.com/national/update/1129/008.html
そもそも、今までこの接種率の出し方がまかり通ってたこと自体がおかしくありません?
『同省は「1歳代前半の接種率95%以上」を目標にしているが、国の現在の接種率算定方法は、1年間に公費負担で接種した子ども数を、1歳代の人口で割る方式。このため、2歳から7歳半までの接種児も入ってしまい、接種率が「実際よりかなり高く出ている」(厚労省)。実際、01年度の接種率は105.8%という奇妙な数字となっている。同省が「95%以上」という目標を立てても、現在の算定方式では評価できない。』
今まで「分子と分母が合ってなかった」ってことですよね。
む〜ん。
過去のことをとやかく言うより、今後の対策案が重要だとは思うのですが、どうも、目先の対処療法的な扱いをされているように思えてなりません。
天然痘のように、はしかを世界的に撲滅しようとしているのか?もし、そうだとしたら、すごく時間のかかることだろうと思います。長期的なアクションプランはどこにあるのか?
とりあえず、1歳児の接種率をあげる。
とりあえず、2回接種を推進する。
これだけでは、問題の先送りになってるだけに思えます。
ブースターのかからない集団になったら、5〜10年おきにはしかワクチンを接種しつづけなければ、海外からはしかが持ち込まれたらたちまち子どもだけでなく、予防接種の免疫の切れた大人達がバタバタと罹患していく。
5〜10年おきの定期接種にしなければ、老人ホームとかでも集団発生が起こるでしょうね。(今のご老人達は終生免疫を獲得されているからそんな心配はありませんが、これが50年後には、70年後にはどうなっているのか・・・)
うちの小児科の先生のように、きっぱり「そうなったら、5〜10年おきに打ち続ければいいのです。」って言い切ってもらったほうがすっきりするんですが、そういう長期的なビジョンって、政策にも必要じゃないかなぁ〜と思うのです。
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