Re7: 原因療法なんてめったにない 社会も病んでいます。
やも/医療
2005/6/14
> わたしは医療は全て成功報酬制にしたら良いと思っています。
> いまの医療制度、社会保険制度はもう資本主義の甘い汁にどっぷり浸かりきっています。診療報酬点数制度がそれです。
> 患者が死のうが治ろうがお構いなしに医者(病院)に金が転がり込むシステムになっているのです。
> 患者が運悪く亡くなっても、遺族は「大変お世話になり、ありがとうございました」と言ってお礼をされ、さらにお金まで払ってくれるのです。
では、「はじめから亡くなるのが分かっているような悪性度の高いがんの人たち、子供たち」はどうしたらいいのでしょうか。
治る確率と治らない確率は一定ではないし、疾患によってばらばらです。虫垂炎のような疾患ならば、症状のはっきりしない高齢者や小児では診断が苦難を極めることはあれど、普通成人ならば手術で治癒するのは当たり前だから、これでも良いと思いますが。
では、「これは治らない」という疾患に関しては、診療報酬が払われないならば、これらの病の人々のケアをする医療機関やサービス機関はなくなってしまい、行き場がなくなってしまいませんか?
「運悪く亡くなる」というのは、疾患の治癒率から考えて、なくなる可能性が低いのに、亡くなるということですか。
では、糖尿病などの治療の、「成功」って何でしょうか。「成功」を定義するのも難しいと思いますが。
治療の成功には、医療者ももちろんですが、患者さんたちの努力も必要ではないでしょうか。
糖尿病や高血圧など、死ぬまで持ち越すような疾患なら、もし、「死ぬ」ことが「失敗」ならば、人間だれしも「死ぬ」のであって、80歳で糖尿病を20年間患い、最後は腎不全で亡くなった場合も「失敗」で、この20年間の診療報酬は支払われるべきではない、ということでしょうか。
7)レス 9)スレッド