『予防接種は受けてください』へのコメント
病原環境論/医療
2005/7/10
元投稿は No.505です。
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予防接種と抗生物質は、魔法の弾丸と考えられ、病気の予防と治療には欠かせないものと考えられてきました。しかし、それは壁にぶつかりました。治せない病気の方が多くなったのです。天然痘は種痘によって撲滅されたと言う嘘が、医学者の間でも蔓延していますが、科学史家、医学史家、公衆衛生の疫学者の間では、隔離政策で撲滅したというのが定評です。現実に種痘しても天然痘にかかっています。
人間には免疫系が発達していて、利根川博士の理論によれば、1億以上の病原体に対する抗体を産生する遺伝子をもっていて、それが遺伝していきます。その免疫系が働かなくなった時に、病気になるのです。よく、予防接種反対の人が、子どもをわざわざかかっている子に接触させてもかからないのは、その働きがあるからです。しかし、人間はいつも一番いい健康状態ではありませんから、抵抗力の落ちた時に病気にかかるのです。もし、それが心配なら、予防接種を受ける方が良いでしょう。しかし、そうでなければ、ストレスの多い集団生活に入る前にすればよいです。もしお子さんが、くよくよしない性格で、今までも病気を一切していなければ、しなくてもよいですが、海外には行ってはいけません。かかっていても、日本では発病しなくても、海外へ行って発病することがあるからです。人に迷惑をかけてはいけません。今ある病気で予防接種をしなければすぐ死ぬ病気はありません。
まず、私は、ポリオもジフテリアもワクチンはしていません。はしか、水疱瘡、おたふく風にかかりました。BCGはされました。しかし、大人になってツベルクリン反応が強く出て、予防内服をしました。破傷風トキソイドもうけました。もう自然のポリオにかかる確率は極めて低く、破傷風もジフテリアも救命救急センターに行けばよいし、結核はBCGは効きません。はしか、水ぼうそう、おたふく風は、脳炎、髄膜炎、紫斑病の合併症があり、軽く済めばよいのですが、ひどいと大変です。予防接種の副作用が怖い人は、合併症を覚悟しなければいけないし、合併症が怖い人は、予防接種の副作用を覚悟しなければいけません。私は、子どもをのびのび育てて、ストレスのない社会にすれば、予防接種はいらないと思うのですが、現代社会はストレスだらけです。それで、予防接種を、効くものに関してだけ薦めています。効かないものは、インフルエンザ、日本脳炎、BCG、百日咳ワクチン、一般にはこれだけですが、まだその他にもあります。でも特殊なものに限られ、行政の援助がなく、自費でするものです。


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