Re2: 質問ですが
knowtochang/研究
2005/11/17
きょうこさん
早速のお返事ありがとうございます。
> knowtochangeさん
>
> 痙攣はありませんでした。二歳の頃おこしてからは一度もおこしていません。
そうですか。成長とともに、熱性痙攣がなくなったことはなによりのことと思います。私が見た限り、この掲示板や過去の掲示板を見ても、皆さんのタミフルの副作用が疑われる事例については、「奇行や幻覚」についてのみかかれており、痙攣について書かれているケースがひとつも見当たりませんでした。普通、痙攣があれば、びっくりしてタミフルで痙攣が起きた!と書いてくださるのではないかと思うので、多くは痙攣はなかったのではないかと思います。きょうこさんのお子さんも小さいころは熱を出したときには、うわごとを言ったり熱性痙攣があったようですが、今回は痙攣はなかったようですね。
「一方、インフルエンザ脳症に関する厚生労働省研究班メンバーの横田俊平・横浜市大教授は「異常行動は発熱の影響や、インフルエンザによる脳の異常活性化でも起き得る」とタミフル以外の原因があると指摘。その上で「使い過ぎの意味で、調査すべき問題だとは思う」と話した。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051112-00000082-mai-soci」
横田先生は、インフルエンザによる脳の異常活性化の可能性を指摘されています。これが、いわゆるインフルエンザ脳症をさしているかどうかはわかりませんが、個人的には、タミフル服用後の異常行動とインフルエンザ脳症やそれに類似する脳の異常とは別の現象なんじゃないかと気になってしまいます。
その理由は、
1.インフルエンザ脳症の場合は、大雑把に言えば、せん妄と痙攣は同じ程度の頻度でおきて、両方を併発することもあるのに、タミフル服用後のせん妄、異常行動では、なぜか痙攣はみられない(?)。
2.インフルエンザ脳症は、多くが死亡、もしくは重篤な後遺症を残すのに対して、そのような重篤なケースがない(単に軽症例だけが集まった可能性もありますが)。
3.(まつさんがご指摘くださったように)熱が下がって動き回るというのは、何か変な感じがします。
4.脳症の原因は、免疫系が過剰に反応したりして、脳圧があがるとかいろいろあるんですが(肝機能低下etc)、10代男の報告例では、意識レベルが低下したのに、神経学的所見、生化学検査、血液検査すべて異常ないというのは、不思議。
5.脳症はきわめて発熱の初期に(のみ?)起こるようですが、二日後でも服用後異常行動がある(二例:掲示板で1例、報告の女児(10代))。
6.小児科医さんも、10代の大人に近い年齢でせん妄は特異だと感じられている。http://mariomario.seesaa.net/ インフルエンザ脳症は、1歳がピークなのに、きょうこさんの息子さんのように中学生での例数が結構ある。
>今までは「またねぼけたね」くらいの気持ちでいたのですが、>その時はまさに異常行動で行動も激しく、息子の体も大きくな>っているだけに、とても怖く、不安なできごとでした。
きょうこさんのおっしゃるとおり、確かに中学生だから行動が激しくなったということは、十分考えられるので、まだ、なんともいえません。また、横田先生がおっしゃる熱性せん妄の可能性もあると思います。いずれにせよ、タミフル投与、非投与の患者さんの大規模な疫学的な調査が行われることを願ってやみません。
長文失礼いたしました。
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