Re5: 乾燥肌
不織布バカ/他
2006/5/30
酸化電位水という言葉があるのかどうか? 水を電気分解した酸性側のものではないかと思います。酸化電位水や酵素水を利用されることに反対はしませんが、私自身はシンプルにシンプルにシンプルイズベストと考えています。
水は水道水で十分、もし塩素が気になるならカルキ臭を取るためだけの浄水器を通した水で、これもトリハロメタンを取るとか○○を取るという高価なものでなくて良い。肝心なのは長時間化学物質を付けてほったらかしにしないということです。この意味からも洗浄剤もシンプルに保湿成分や弱酸性を強調していない安価なもので、洗浄剤が残らないように充分なススギ洗いをすることです。保湿石鹸は使用後も保湿剤が肌に残るように設計されています。保湿剤だけが単独で残るようなことができると思いますか?
エピソードを一つ
一時期キトサンに凝った事がありました。抗菌剤としては優秀で安全なキトサンですが、カビには弱く不織布に含浸してウェットティッシュに仕上げるとすぐに黒カビが生えて悩まされました。ところがカビの一種の白癬菌(水虫の原因菌)には非常に良く効くのです。(ただしシャーレの上での話)
これは面白いと軽い水虫にかかっていた左足指に5%キトサンをせっせと塗りつけたところ一週間後ぐらいから見事にキトサンを塗った部分から腫上がり、水泡もできてきました。これはキット好転反応だと勝手に解釈して続けましたが10日後ぐらいになって我慢できず医者に駆け込んだところ診断は<接触性皮膚炎>『バカなことをするな、水虫を治したければちゃんとした薬を処方してあげるよ』とさんざん叱られました。
それでも頑固者だから治療期間一ヶ月の間にいろいろ試行錯誤、お医者さんとのディスカッションで、これはキトサンが悪かったのではなく。キトサンを溶解するために使用した乳酸が高濃度すぎたという結論になりました。
キトサン5%は最高濃度ですが、それを作るために乳酸も5%入っているのです。キトサン液だと思っていたものが実は乳酸液だったというわけです。乳酸の名誉のために追加しますが、乳酸そのものが悪いのではなく5%乳酸という高濃度のものを直接肌に長期間付けっぱなしだったことが問題なのです。
医者の薬も問題があるかもしれませんが、民間療法にはそれ以上に不安な部分もあるということを言いたかったのです。
とくに抗菌グッズやマイナスイオンには何の裏付けも無いものが多いのでご注意を、日本で初めて抗菌マスクを開発・販売したときの責任者が言うのだから間違いありません。


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