Re: マイコプラズマ肺炎
お山の人/他
2006/7/11
ご心配ですね。
マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマニューモニアという(細菌にもウイルスにも属さない大きさとしてはこの2つの中間)によって引き起こされる肺炎です。好発年齢は学童特に高学年といわれています。一般に乳児がかかっても、風邪程度で過ぎますが、年長児がかかると肺炎になると言われています。
マイコプラズマそのものの予後は悪くはありません。ただ、咳は1か月以上長引き、レントゲンによる肺炎映像が認められなくなるのに2か月かかる場合もあります。むろん再発もあります。
怖いのはマイコプラズマ肺炎そのものより、合併症です。
合併症としては、中耳炎、肝炎、膵炎、心筋炎がありますが、これらの予後はおおむね良好です。又脳炎、髄膜炎を併発する場合があります。注意を要するのは、ギランバレー症候群という病気で、神経系を患う病気です。ただギランバレー症候群は呼吸器症状が出て10日目くらいで発症すると言われていますので、ご主人は心配ないと思われます。
さて、これは感染症なので、しっかり治療しないと幾らでもぶり返します。内服薬の処方が2週間という事は、2週間で症状の改善期待するという程度に考えれば良いと思います。ですから、2週間で症状が改善しないこともあります。もう一度医師の診察を受け、必要なら内服薬の処方を受けた方が良いと思いますよ。
又、家族内感染の報告じゃ珍しくないので、ヒロママさんやお子さんも咳が長引くなどの症状があればすぐに医師の診察を受けましょう。
咳を一つすると、大体2カロリー使うそうです。なおりきっていなければ、当然倦怠感は持続するかと思います。できれば、お仕事は休養して、しっかり治すことが大事です。
お食事は、消化が良く栄養のバランスを考えたものにしてください。あとはとにかく休養です。
http://www.kirishimacho.com/HouseCall/encyc/123/141/15_0_0_0.html
マイコプラズマ肺炎の説明が詳しくのているサイトのアドレスです。
どうぞお大事になさってください
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