抗体の測定方法
ホバブ/医療
2006/8/11
> 抗体の検査法によります:
> NT.CF.HI・・・の内どの方法で施行したのでしょうか?
> CF抗体でみたのなら20年以上も前の感染は証明できません。
> IgM、IgGのペアでみてあれば大丈夫ですが。
麻疹の抗体検査には、いろいろな測定方法がありますが、
麻疹の免疫があるかどうかは、
麻疹EIA-IgG抗体か、
麻疹HI抗体価かを、測定しないと、信頼出来ないでしょう。
産科の先生で、依頼書にある麻疹CF抗体の測定を依頼する先生も、居られるようですが、
過去に麻疹に罹患した人の場合、麻疹CF抗体は、通常、陰性に出ます。
麻疹HI抗体価は、麻疹後4〜6週後(発病1カ月後)には、X256〜X1,024までに上昇し、その後、麻疹ウイルスに再感染(再暴露)されなければ、抗体価は次第に低下し、1〜5年後には、X64〜X128に低下し、10〜15年後には、X8〜X32に低下すると言われています。
麻疹に罹患して、15年以上経過していれば、感度の高い麻疹EIA-IgG抗体で、調べた方が、確実に、免疫が残っているか、判定可能と考えられます。
検査料金は、麻疹EIA-IgG抗体が2600円なのに対して、HI抗体は850円です。
http://hobab.fc2web.com/sub6-Measles.htm
私は、流行耳下腺炎は、祖母などで、再罹患した症例の経験がありますが、
麻疹に自然感染した人の場合、再罹患した症例を経験したり、症例報告を聞いたことがありません。
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