DTトキソイド
ホバブ/医療
2006/9/11
幼少時に三種混合の予防接種を受けても(基礎免疫を作っておいても)、年々、ジフテリアや、百日咳や、破傷風に対する免疫(抗体)が低下します。

 二種混合の予防接種を受けておくと、低下したジフテリアや、破傷風に対する抗体が、再上昇します(基礎免疫で獲得した免疫的記憶が、蘇ります)。

 二種混合の予防接種を受けておかないと、成人して、破傷風感染のおそれのある負傷を受けた時に、直に、破傷風トキソイドを接種しても、十分な効果が得られないおそれがあります。
 ジフテリアは、日本では、近年、稀な疾患になりましたが、外国(ロシアなど)では、多数の死者が出ていますので、予防接種で、免疫を作っておいた方が良いでしょう。
http://idsc.nih.go.jp/iasr/19/224/tpc224-j.html

 なお、二種混合の予防接種は、11歳〜12歳の期間、つまり、小学校6年生に時に受けるのが、普通だと思われます。


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