Re2: vaccine failure
お山の人/他
2006/10/18
> 近々のことで迷っているのは、もうすぐ1歳になる第2子の女の子のMR接種です。第1子の経験から、「麻疹は単体でも子供の身体にとって負担の大きい予防接種なのに、MRで2種混合したら副作用などの危険性がより強くなるのではないか。麻疹単体のほうが負担が少ないのではないか」と単純に考えてしまいますが、この考えは妥当なものですか?
> 時々行く小児科医に尋ねたら、MRワクチンのほうが改良された新しいものだから従来の麻疹単体より副反応は少ないかもしれないと言っていましたが、この考えは妥当?

> 子供は保育園に通っているため、麻疹の接種をする方向で、単体かMRか迷っています。(風疹は2の次と考えています)

> 私にとって選択の基準になるご助言をいただけたらうれしいです。


昨日、予防接種リサーチセンター主催の予防接種担当者研修会に出席した元同僚に聞いてみました。麻しん予防接種は比較的発熱という副反応が出やすいワクチンだそうです。
 ですので、熱性けいれんの既往がある幼児の場合、抗けいれん薬を処方されるそうですが、その熱性けいれんを懸念して接種しないより、罹患したときの合併症(罹患者1/3が発症)のほうが怖いので、接種を勧奨しましょうと言うようなお話しがあったそうです。
 MRワクチンと麻疹ワクチンの説明書を比較しましたが、いずれの場合も発熱という副反応はあります。0.1%以下の差はあれ、たいした違いは無いように見受けました。
 風しんはあまり重視しておられないようですが、女のお子さんの場合、妊娠初期に風しんに罹患すると、先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれる可能性があります。むろん、幼い内に接種せずとも、任意接種でもよい、有料でもよいという気持ちがあれば、中学生や高校生になってから、単抗原ワクチンを接種する方法もありますが…。
 確立から言えば、各感染症にかかった場合の合併症と、予防接種で発現する可能性のある副反応とでは、副反応のほうが少ないのです。
 かつて騒がれた、MMRワクチンによる無菌性髄膜炎にしても、おたふくかぜに罹患したときよりも、少ない確率での発現でした。
 ホバブさんでもお気楽ママさんでもなくて申し訳ありませんが、選択の一助になれば幸いです。


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