インフルエンザと異常行動(熱性譫妄)
ホバブ/医療
2007/2/17
>タミフルの服用を巡っては、飲んだ子供がマンションから飛び
>降りたり、トラックに飛び込んで死亡するなど異常行動をとる

>ことが指摘されているが、因果関係は不明。


 インフルエンザの場合、特に小児では、高熱を出した際に、熱性譫妄(せんもう、熱譫妄)と言って、幻視、幻覚を見て、異常行動をすることがあります。

 異常行動は、インフルエンザ脳症の前兆として現れる場合もありますが、異常行動のみで、脳症を発症しない症例も多いです。
 異常行動は、タミフルが発売される前から、インフルエンザ流行時に見られています。

 タミフルを服用していて異常行動が現れた症例もあれば、飲まないのに異常行動が現れた症例もあります。
 異常行動が現れる率は、タミフル服用が11.9%、非服用群が10.6%で、有意差が認められていません。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/200611/501990.html

 また、インフルエンザでタミフルを服用していて異常行動をとった子供さんが、他の感染症に罹った際にも、タミフルを服用していなかったのに、異常行動をとった事例も報告されています。


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