8時間後に100倍に増殖
ホバブ/医療
2007/2/18
> 脳炎を予防できないなら、なぜあそこまで広めようとするの
> か、
皆が、タミフルを早期から飲んで、インフルエンザの流行が減れば、インフルエンザ脳症の発症が減ると考えられます。
インフルエンザ脳症が増えたのは、インフルエンザの集団予防接種が中止されたことが原因だと考える学者もいます(現在、日本でインフルエンザの予防接種に用いられているワクチンは、安全性を高める為、HA=赤血球凝集素のみが含まれていますが、インフルエンザ脳症の予防には、NA=ノイラミニダーゼも含まれていた方が良いのではないかと思われます)。
> 現に発症から48時間以内に飲まなければ効果は得られないと
1ケのインフルエンザウイルスは、8時間後に約100ケに増殖すると言われます。
ウイルス量がかなり増加し、ウイルスによって気道の細胞が破壊された時点からタミフルを飲んでも、臨床症状は、あまり改善しません。しかし、ウイルス量が増加した時点でも、タミフルを飲めば、ウイルスの増殖が抑制されます(感染した人の細胞の破壊が抑制されたり、他の人への感染が抑制され得ます)。
> 沢山の事故報告があり、患者側のほうが不安を持っている中、
タミフルは、抗生剤などに比べれば、下痢などの副作用が少ないですね。
インフルエンザの時には、異常行動(熱性譫妄)が現れることが多いですので、タミフルとの因果関係は、慎重に検討して欲しいです。
タミフルは、万が一、鳥インフルエンザウイルスが、ヒト→ヒトと流行するような事態になった時には、最も、有効な薬となるでしょう。
インフルエンザの集団接種の廃止の時にも、マスコミは、「効かない」、「危ない」と報道しましたが、インフルエンザの予防接種は、少なくとも、個人防衛上、有益であったようです。
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