Re6: 麻疹(はしか)の死亡者数
くじら/母親
2004/3/22
くじらです。
こういう風に分析するのか〜と尊敬して、なぞってみたのですが、最初からつまずいてます。
まつさんに質問です。

> 最初に、統計分析を行ううえでの注意点をひとつ。特定の数値を推計するには、なるべく信頼すべき統計をベースにしなければなりません。とある流行時の情報だけから全国ベースの推論をしてしまうと、その流行の特殊性を増幅するリスクが大きくなります。幸い、今回のケースでは、「人口動態統計」という全国民を対象とした統計があるので、この統計を利用することを第一に考えるべきでしょう。


間違っていたらご指摘くださいませ。
●医学書院/週刊医学界新聞
 第2509号 2002年11月4日
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/12/s1213-5d.html
で見ると、全国民を対象とした統計したものではなく、沖縄の多かった人数を元に全国平均出してますよね。
そうすると
○ 過去20年間に麻疹が死因として報告された死亡者数
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/03/s0328-2a.html#siryou1
の数字に近いような気がします。
麻疹にかかっても、定点で観測している病院でない病院で治療してカウントされなければ「0」。定点観測している病院で治療しても間違えて正しい報告でなければ「0」(信じたくないですけどね)

「人口動態統計」
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii01/index.html
で見たのですが、「沖縄の麻疹の人口動態統計」ってどこに出ているのでしょう〜。
これさえもどこ見ていいのか分かりません(汗)

>

> さて、沖縄県で麻疹流行があったのは、1998年8月から1999年9月までの1年間です。人口動態統計を調べると、沖縄県で麻疹が原因で亡くなった人の数は、1998年に1人、1999年に3人と記載されています(ちなみに1995〜1997年はゼロ)。一方、「1998〜1999年に起こった沖縄県での麻疹流行」によれば、そのときの麻疹患者数は2,034人、死亡者数は8人。この論文の数字をベースにすれば、8人の死亡者のうち、4人は死亡診断書が正しく作成され、人口動態統計にカウントされている、と推論できます。つまり、死亡診断書が正しく作成されている割合は50%。したがって、一番信頼すべき人口動態統計から実際の麻疹死亡者数を点推計するには、だいたい2倍すればよい、ということになりそうです。年間20人くらいですね。


沖縄県衛生環境研究所報 第34号(2000年版)
http://www.c-okinawa.co.jp/eikanken/syoho/shoho34/shoho34.htm
のPDFでは人数出ていましたけど、「人口動態統計」ではないですよね。

「沖縄の麻疹の人口動態統計」ってどこに出ているのでしょう〜。すみませ〜ん。


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