Re3: 自治体から医師への情報提供について
ららまーま/医療
2004/3/30
栗原さん
予防接種の副反応・・いつ、誰に起こるか予想できることなら親御さんも、医療側も、接種を回避することでしょう。問診を取り、診察をし、保護者の同意を得、確認の上に確認をしても、おきてくる・・。栗原さんはどうすれば防げるとお考えでしょうか?
> 今のところ、明らかに行政ルートで入手したとの回答はありません。接種事業に従事される医師の平均的姿としてどうかなあと考えています。
私のようなかなりの不勉強者を平均にいれてしまっていいのかどうか。他の先生方に怒られます・・。何度も言いますが、多くの小児科医は行政から与えられずとも自身で勉強していると思いますよ・・・。
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> そこに勧める側=医師と行政の専門性が発揮されねばならないと思います。本末転倒しないように。
栗原さんのおっしゃる専門性とは、具体的にはどのようなことでしょうか。本末転倒とはどのようなことをいっていらっしゃいますか。この箇所がとっても気になって・・。
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> そのために必要な調査はどうあるべきか、今の副反応報告の仕組みをどうすべきか、いずれご提言いただけると幸いです。
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はい、また真剣に考えます。今の勤め先は、副反応が出た場合、委託もとの自治体に報告用紙を書いて渡すようになっています。自治体ごとでとりまとめをして、都道府県、国へといっていると聞いています。また、いくつかの病院が定点になって、接種を受けた方に無作為で副反応についての連絡表を渡して、異常があっても無くても返信してもらい、集計しているようです。
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> ただし、「自由が保障されていない」状況があるように思います。勧める側が偏った情報しか公表しないこと。有効性を確信できる根拠が不明であり、副作用の実態が公表されていないなかで、「各人の責任において自由」な選択ができない状況ではないかと考えるのです。もともとそのような不確定なものと思うしかないのかもしれません。
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有効性の根拠不明というのは、とても簡単に言うとしてもしなくても一緒という意味でしょうか・・それは、すべての予防接種についてでしょうか?うーん・・。麻疹などは時に小流行して、接種、未接種ではっきりと罹患率が異なるのですが・・。それともワクチンを受けていても罹患した・・という場合のことをおっしゃっておられるのでしょうか。・・副反応の実態は、接種のまえに知っていただくべきですね。それとともに、実際に罹患した場合にどんな症状やリスクを負うかということも実態を知っていただけたらと思います。知りたいことを医師らが隠している・・ということはないのでは・・(ありますか??)隠しても何もいいことはありません。行政側は、よくわかりませんが。でも、受けるほうがすべて知っていて当たり前という態度でどんどん接種を勧めているというのであれば、医師は反省して説明や確認により努めるべきだと思います。どういう形でそういった実態の公表を進めていったらよいでしょうね。予防接種を受け始める前に、こういったことを説明したり話し合えるような会ができれば理想的かもしれませんね。妊婦教室の後期に、そういう時間を設けて小児科医と質疑応答するとか、お産後の入院中に設ける、1ヶ月検診の時に・・と機会は作れば何度かできそうですよね。
> 疲れないように、余裕のあるときに返信いただければ結構です。
> あくまで被害体験のあるものの発言ですが、極力独断と偏見を排しているつもりです。
皆さんのお話やご意見、本当に勉強になります。また分野ごとでも自分の足りないことがはっきり見えてきて(膨大!!)知識を深めたいという欲求が沸いてきます。これからも、いろんな角度での意見交換をよろしくお願いいたします。
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