Re3:ADHD
namy/母親
2007/9/17
Nemesis T-typeさん こんばんは 「のび太・ジャイアン症候群」を読んだことのあるnamyという二児のママです。私は専門家ではありませんが、同じ本を読んだことがあるという共通点で出てきました。
著者の司馬理英子医師は、ご自分もお子さんもADHDであり、のび太・ジャイアン症候群というシリーズで5種類の本を書かれていると思いますが、そのうちのシリーズ2に
(以下、引用)「もちろん重症なADHDの治療はとてもたいせつです。しかし、それほどではない、軽度から中度のADHDの子どもたちもやはり苦しんでいるのです。援助を必要としているのです。
そのような経過から、なんとか困っている人たちのちからになれたらと急遽帰国して、ADHD専門のクリニックを開設することになりました。これまでの私だったら、そう思ってもなかなか実行に移すことができなかったでしょう。先延ばしにし、あれこれ言いわけをし、とりかかれなかったでしょう。とりかかったとしても、途中であきらめていたかもしれません。けれどもADHDの構造がわかってからは、自分の弱点を知ったうえで、うまく自分の情熱を使いこなすすべを知ったように思います。」(引用おわり)
という文章が書かれています。
病気と考えるよりは、自分の特性や性格と考え、あなたの得意なこと、伸ばしたいところ、やりたいことを達成していくためには、どのようなサポートが必要なのかをご両親と相談されてみてはどうかな?と思います。
また、ADHDであると診断されているのなら、どちらかの専門の先生に診察していただいたご経験があるかと思いますので、ご両親が必要と思われたら、一緒に相談に行って、専門家の助言を参考にするのもひとつの方法かもしれませんね。
ADHDであるかどうかに関わらず、人間はみんな性格が違うし、得意なことやそうでないこと、好きなこと嫌いなことなど個性は様々です。誰にも弱点はありますし、思春期の多感な時期には、まわりが自分のことをどのように思っているのかなど、とても気になるっていうのも私もその頃にはありました。
(今では、自分は自分だし!と開き直ってますけどね)
高校生のあなたが自分で本を読んだり検索をかけたり、ひとりでも情報収集ができるなんてすごいな〜と思います。自分の状況を客観的に分析できていることもすごいな〜と思います。
お母さんが中学三年まで説明されなかったのも、そのような理解ができる年齢になってきたかどうかを配慮されてのことだったようにも思います。その時まで、あなたの理解者としていろいろ勉強されていくなかでこの本も読まれていたのではないかと思います。
ひとりで思い悩むよりも、ご両親や専門家の先生など信頼のおける人達の知恵を参考にしながら、あなたのいい面や好きな所を伸ばして、将来に向けての巣立ちの準備をされていかれると嬉しいです。
7)レス 9)スレッド