SSPEは野生株麻疹ウイルスが原因
ホバブ/医療
2008/7/26
> 麻疹ワクチンについて調べていてこちらにたどりつきまし
> た。

>

> はしかの接種期間が24ヵ月になりましが、SSPE(亜急性硬化性

> 全脳炎)関連かな、と思いましたので参考までに書き込みさせ

> ていただきました。


 SSPEは、脳に潜伏していた麻疹ウイルスが原因で、行動や性格の変化、知能低下で、徐々に現れます。そして、次第に、特有なミオクローヌス発作が周期的に現れ、昏睡状態に陥って、6〜12カ月後に死亡する、稀だが、恐ろしい疾患です。

 最近判明した知見によりますが、SSPE(亜急性硬化性全脳炎)
患者の脳内から検出されるウイルスは、野生株麻疹ウイルスのみと言われます。
 SSPEの患者から分離される麻疹ウイルスは、M蛋白が欠損していて、感染した細胞から出芽(発芽)することが出来なく、潜伏感染していて、SSPEを発症させると言われます。

 ワクチン接種後にSSPが発生しても、ワクチン株麻疹ウイルスが原因でなく、野生株麻疹ウイルスが原因と考えられています。
 ワクチン接種によりSSPEの発生頻度が減少することはあっても、ワクチン接種(ワクチン株の麻疹ウイルス)によって、SSPEが発症することはないようです。
http://hobab.fc2web.com/sub6-Measles.htm


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