最近の薬のパッケージと疑問
栗原/父親
2009/2/15
08年秋頃から、店頭に並んでいる薬のパッケージに「副作用被害救済制度 0120-149-931(フリーダイヤル)」とか「1類、2類、3類」(副作用の強さ、1類が最もハイリスク)などの表記が入っていることにお気づきですか。

救済制度の表示は、07年1月に厚労省が業界団体、日本製薬団体連合会に検討の依頼をし、同会が10月に決定したことで始まったものです。

薬の副作用被害にあった者のひとつの願いが実現したものです。

市販のかぜ薬で深刻な事態に陥ることもあります。薬にはもともと誰かの身の上に異状をもたらす宿命があります。それを承知で使うべき「毒物」なのです。

でもおかしいとは思いませんか、病院や診療所でくすりを処方してもらい、薬局で受け取る時に、この救済制度の説明をうけますか?何か書いたものをみたことがありますか。
市販の薬よりはるかにリスクのたかい医療用の薬なのに、救済の制度が説明されないのはおかしいですね。

医師や薬剤師、医療機関は早くそのことに気づいてほしいし、いち早く患者に制度をしらせる手だてを講じてほしいと思います。
制度を知らせていないということは、おこるかも知れない副作用のこと、観察のポイントなどを説明していないかもしれませんし、被害にあった患者を診るだけで患者が求めなければ「救済」を放置している可能性があります。

(次の投稿に続く)

副作用被害者を家族にもつ者の疑問です。


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