Re: 扁桃腺の手術
haripo/医療
2004/4/26
メリットもデメリットも「熱がでにくくなること」ですね。
熱がでないというのは、歓迎だと考える方が多いかもしれません。
しかし、それは必ずしも「よい事」とは言い切れないと考えます。
私の友人で、本人が扁桃腺の手術を受けたのがいますが、「たしかに風邪でも熱がでなくなった。しかし、なんだか熱がこもったような感じで、かえって不快だ」と感想を述べています。
これは、実に意味深い感想です。
この状態を東洋医学的に考えると、「発熱がこじれて熱が潜伏した「悪い」状態」と考えられます。
さて、扁桃腺が腫れるといいますが、扁桃腺(リンパ腺)は腫れるのが機能の一つです。
腫れるのは、病原菌がそこに集中するから腫れるのですが、しかしそれは、わざとそこに溜まるように作られているのです。扁桃腺(リンパ腺)にはフィルターの役目があるわけですね。
扁桃腺は「とってしまっても問題ない」といわれていますが、私は懐疑的です。
腫れるのは、異常で腫れているのはではなくて、機能が正常だから腫れている。
扁桃腺をとってしまった場合には、扁桃腺というフィルターでブロックされていた免疫的な機能が欠落するわけですが、その害は?
正常なものを、熱がでると困るからという短絡レベルの発想で、とってしまうことがどうなのか、深く検討すべきことだと思います。
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