Re: インフルエンザウィルスにもブースター効果はありますか?
namy/母親
2010/2/12
すちゃさん、NORANORAさん、NUIさん、みなさん、こんばんは。

新型インフルエンザワクチンは、当初、皆免疫を持っていないから、2回接種と言われていましたが、いくつかのデータから1回の接種で免疫反応が上昇し、2回目の効果が薄いことから、小児及び免疫不全の方などを除く人は1回接種になりましたね。新型と言えども、今回は、過去経験した季節性での免疫反応の記憶が反応している結果と考えられます。

また、新型にも不顕性感染が2割くらい確認されています。
No.8612

また季節性インフルエンザにおいて、過去の罹患がどれだけ役に立っているかということで
”自然感染していない場合、次の流行時に感染する確率が高くなる。一方、一度自然感染すると、たとえウイルスが変異したとしても、その後の感染率は大きく低下する。自然感染による次回流行の防御率は、1年後80%、2年後70%、3年後40〜60%と計算された。小学校6年間でみると、平均1〜3回の同型ウイルスの感染を経験することになる。”
また不顕性感染も約20%あることが、この時代にすでに報告されています。
http://www.kangaeroo.net/D-maebashi-F-view-r-R-no-200408_admin_point.html
http://www.kangaeroo.net/D-maebashi-F-view-no-24.html

上記のような情報をつなぎ合わせると、症状の重い軽いだけでなく、5人に1人は不顕性感染の恩恵に預かっていて、もちろん免疫はその都度反応していると理解できるかと思います。

また、インフルエンザの診断に、昔は高熱でしんどい人ぐらいしか迅速キットをしなかったのが、家族内罹患で出社できるか?などで高熱でないのに検査して陽性だったりとか、検査を受ける対象が広がったことにより、熱が低くてもインフルと見つかるケースが増えています。そのうちの何%は擬陽性も含まれるでしょうが、これまでは気づかず、カゼかな?程度で終わってた人だって多いと思います。

こんなかんじで、感覚的なつなぎあわせばかりですが、我が家は娘が昨年9月に新型罹患した時に、他の家族の発熱はありませんでしたが、みんな免疫は反応してただろうと思ってます。

ちょうど最近、岩田健太郎さんの「感染症は実在しない〜構造学的感染症学」をとても興味深く拝読しました。”感染症という現象”の見方がちょっとすっきりしてきました。
http://www.kangaeroo.net/D-info-F-view-infono-004014b03.html
もし、お近くの図書館とかにあったらぜひ見てみてください。


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