Re2: 傍聴してきました
namy/母親
2012/11/4
久しぶりに厚労省行ってきました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002ndoo.html
に掲載されている資料以外の情報としては、担当専門官から2例目のお子さんの病理解剖の結果の中間報告段階での所見を”心臓”、”肝臓”、”アレルギー症状”の3点だけ先に小委員会に報告していいかと先方の担当に確認した結果を口頭説明。心臓はマクロ的には明かな異常所見なし、ミクロ的にはこれから。肝臓は脂肪性の肝機能障害がみられる。アレルギーは異常所見なし。(ただし、いずれも病理解剖で所見がなくても完全に否定はできないことに留意するようとのこと)
小委員会終了後、傍聴席でそのまま記者説明がされたので、そちらもそのまま傍聴しましたが、記者さんたちのほとんどは、今日の会議の結論はどう報道したらいいか?あとどういう検討が残っているのか?という近視眼的な質問がほとんど(T T)
ADEMのバックグラウンドについての質問に対し、「委託研究班で調査していたが・・・」「岡部班は解散してますし〜」といった無責任な回答を受けて、「2005年からADEMについてあれだけ焦点になり、しっかり調査されていると思っていましたが、どいうことなのでしょうか?」と継続的な経緯を踏まえた質問をされた記者さんがいました。以前医療ルネサンスで彩さんの取材を担当された記者さんでした。今回はお忙しいと思い、声をかけずに帰りましたが、継続的に医療情報部で頑張っていらっしゃることを知り勇気をいただきました。
最後に他の記者さんから、「不安になられている親御さんにどういうように伝えたらいいのか?」という質問に、「今日、明日のことに関しては・・・」と岡部委員が話されていた内容に近い報道は下記でした。
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http://mainichi.jp/opinion/news/20121101ddm002070085000c.html
Q 結果が出るまでワクチン接種は控えた方がいいの?
A 厚労省は、豚の血液検査の結果から、ウイルスを持った蚊は毎年発生しているため国内でも感染の可能性があり、ワクチン接種が発病を抑えているとみています。会議は「すぐに接種を中止する必要はない」としましたが、岡部信彦委員は「流行するのは夏なので、心配なら専門家の調査結論を待ってもよいのでは」と話しています。
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実は、この小委員会の前から岡部委員は表明されているんですけどね。
http://kenko100.jp/news/2012/10/26/01
「かつては春先から夏に接種、不安ならもう少し推移見ても」
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今回は建前(国としての方針)と本音(自分の孫だったら?的な)の二枚舌で来夏まで先延ばししたわけです。
議論の焦点は、これまで専門家達が7年かけてもわからないことだったのだということが良くわかりました。
傍聴行ってみてはじめて分かること沢山あるなぁ〜と改めて思いました。
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