小児科医ではありませんが、内科医です。溶レン菌感染症は今は迅速診断で簡単に外来で検査できます。溶レン菌感染で典型的なものは猩紅熱(皮膚に発赤が生じる)ですが、今は溶レン菌感染とわかると、10日間抗生物質(主にペニシリン系)を投与するのが一般的です。溶レン菌感染による免疫反応で、リウマチ熱や腎炎を起こすことを防ぐためです。ただ、溶レン菌感染を抗生物質で治療しなければ必ずリウマチや腎炎になるというものではありません。ネットでも http://www15.big.or.jp/~lion/qa/qa8.html#qa8yoなどに小児科の解説があります。私の子は猩紅熱にかかり、先輩の小児科医にそのように治療してもらいました。