こんにちは。> > すごい高くないですか?普通これくらいの料金かかってるのかしら?病院からの料金内訳明細などないから、これが正当なのかもしれません。普通、このくらいかもしれませんね。1回5,000円だとしても、本人負担は3割ですから1,500円、数年前までは1割負担でしたから500円。たしか、この程度だったと思います。> ありがたいのですが、どうすれば減っていくのかな〜と子供たちの世代にはどうなっているのかな〜とふと考えて、改める時期にどうすればいいのかなと思います。乳幼児の医療費免除って、親としてはとってもありがたいですね。ところが、医療費がゼロという制度の下では、ちょっとしたことでも病院に行ってしまう親が増えてしまいます。当然、国全体でみた医療費が大きく膨れ上がってしまう。そして、子供たちが大人になるころに、増税が避けられない状況になっていることに気付きます。このように、個々人レベルでは利益になっていても、全体を足し合わせてみると不利益になっていることを、「合成の誤謬(ごびゅう)」といいます。ちなみに、医療費が30兆円にまで膨れ上がった一番大きな原因は老人医療の部分。かつて、老人の医療費をゼロにしたときを境に、医療費の膨張が加速しました。「病院が社交場」みたいな言われ方していましたよね。全ての乳幼児の、全ての病気が医療費ゼロ、という政策は見直す時期にきているのかもしれません。あるいは、haripo さんが書かれるように、親がコスト感覚を意識するようにするためには、一度全額自己負担し、その後払い戻し、みたいな方法に変えるという手もありますね。でも困ったことに、この場合、本当に進めなければならない政策と、国民に気に入られる政策とが、一致しないことになります。医療費は削減しなければならない。でも、親の目からみれば、今の恵まれた状況から明らかに後退することになります。たいていの場合、政治家は、選挙に当選するために、本当に必要とされる政策ではなく、耳障りのいい公約を掲げます。マスコミも視聴率を上げることが最優先事項ですから、国民が関心を寄せること(当面の負担が増えるか減るのか)しか放送しない。そして国民は、結果的に「問題全部先送り」の政策を選択してしまう。目の前の「おいしさ」につられないで、子供たちが大きくなったときの状況も含めて、考えるようにしたいですね。あと、> 1970年代 2兆5000億円から30年経って31兆5000億円です。医療が発達しているなら減らなければいけないはずなのに12倍にも膨れている。おかしいと思いませんか?これは違うと思います。医療が発達したからこそ、医療費が増えた、ですね。医療が未発達な状態では、ほんのちょっとの医療費の増加で目覚ましい効果をあげることができます。たとえば、予防接種によって死亡者が大幅に減少するとか。ところが、医療技術が発達していろんな病気が克服されていくと、次の病気(癌など)を克服するのに必要なコストはどんどん膨れ上がっていきます(限界費用が増加)。