はじめまして。> 1才の娘の3月の小児科での医療費総額11000円。3月にはその小児科には2回しか行っておらず、風邪の咳の症状で行っただけ。特に検査などもしてません。薬局は院外です。1歳のお子さんで、小児科ということなので、その内訳をご説明したいと思います。医療費総額11000円ということなので、推測するに、初診が2回だったと思われます。診療の算定は、国で定められた点数に乗っ取って算定します。小児科を標榜していますと、「小児科外来診療料」というものが算定できます。この点数には、検査や処方料などが含まれ、1日何度やってもすべてこの点数に含まれるものとしているので、若干高めの設定になっています。なので、同じ風邪でかかっても、検査をやった人も、投薬だけの人も同じ点数となります。(小児科標榜で、3歳以下の乳幼児に限ります)「小児科外来診療料」は初診時550点(5500円/全額負担)と再診時370点(3700円/全額負担)と分けられます。この点数は院外処方の場合の点数です。ちささんのお子さんの場合は、2回とも初診時の550点が算定されたのだと思います。> すごい高くないですか?普通これくらいの料金かかってるのかしら?病院からの料金内訳明細などないから、これが正当なのかもしれません。そうですね、全額負担だと高いかもしれません。3歳以下のお子さんだと、2割負担で、1100円となりますが、マル福があるおかげで、出費は少なくてすんでいると思います。ただ、人の命を預かる所ですので責任もありますし、それなりのコストがかかるので、やむを得ない面もあります。この「小児科外来診療料」はまるめで550点(もしくは370点)なので、検査などをすればするほど赤字になります医療機関としては痛いところです。患者さんも医療機関も、もっと医療費を大切に使うことが重要ですね。私たちも正確で正当な算定をしていきたいです。