こんにちは。> 数日前に私の住んでいる県で、何頭かの豚の血液から、日本脳炎の抗体が見つかったということで、県の保健所が日本脳炎注意報(?)のようなものを出したと、ニュースで言っていました。その内容は、長袖を着て虫除けスプレーなどを使う、水溜りの除去、などをして下さい、といったものでしたが。その豚のお住まいは、ご近所でしょうか? 日本脳炎は人から人へと感染しませんから、蚊の行動範囲外であれば大丈夫という考えも成り立ちます。それと、細かいところに反応してしまいますが、シンガポールでは、庭に水たまりを作って放置していたら罰金をとられます(病気を媒介する蚊の発生源だから)。そして、水たまりがないかどうか、役人が巡回してチェックしています。植木鉢の受け皿、缶ジュースの空き缶、雨どいなどが盲点なのだとか。> 通常、日本脳炎は3歳で接種するものだと思っていたのですが、(間違っていたらすみません)時期を早めてでも接種するべきか、それともやはり今までの考え通り、(日本脳炎に罹患する可能性よりも、接種の副作用がおきる可能性の方が高いのではないか?)接種しない方が良いか、迷っています。罹患する可能性と、副作用の可能性、どちらが大きいかについてですが、日本脳炎は、不顕性感染が多くて(感染しても発症しない)患者数が少ないのに、予防接種の副作用は比較的多い。だから、予防接種をしない方がいい、という説明がされることがあります。でも、ここでの罹患者数は、あくまで「平均」の話です。日本全国を平均したら、日本脳炎にかかる可能性がゼロの地域の方が圧倒的に多い。だから、このような結論になるのかもしれません。サンプルの取り方を見直して、日本脳炎にかかる可能性のある地域(豚舎周辺部)だけを取り出してみたら、どうなるでしょうか? そのような地域は、日本脳炎に対する意識も強くて、予防接種を受ける人も多く、結果的に患者数が抑えられているという側面もあるはず。私は、予防接種の副作用の可能性よりも、罹患する可能性の方が高くなるような気がします。私は、九州あたりに住んでいて、目の前に豚舎と水田があるような状況だったら、日本脳炎ワクチンは迷わず受けると思います。罹患する可能性がどのくらい高いのか、を考えていけば、結論を下しやすくなると思います。