それはきっと、生後3-7日目くらいにおこることがある新生児黄疸のことでしょう。それ自体は病気ではなく、普通は自然に消えてゆきます。ですから、特別な黄疸を除いて、心配ないものです。ところで、黄疸は、血液(赤血球)が壊れた後にできるビリルビンが、血中に増えて起こるのですが、そのビルルビンは肝臓でつくられ、胆汁として腸に分泌されます。ですから、ウンチが黄色いあの色が、まさに「ビルルビン」ですね。この胆汁の通り道である胆管等が病気で詰まっていたりすると、ウンチは白くなり、行き場を失った胆汁が血中に増えて、病気の症状としての黄疸が起こったりするのです。