まつ です。> > > http://www.jata.or.jp/rit/rj/yoshiyam99.html> > (図2 年齢別既感染率の推移)> > すいませ〜ん。教えてください。> 5%はどこから出てきた数字ですか〜?えーと、真ん中あたりにある「図2 年齢別既感染率の推移」をみると、1999年時点の調査では(マーカーの付いていない折れ線)、20歳の人の感染率は2〜3%、30歳の人は5%くらい、40歳の人は12〜13%、… そして、80歳の人は80%の人が感染していることになりますね。この年齢別の感染率曲線は、年を経るにつれ、曲線の形状が綺麗に右側にシフトしています。人口ピラミッドと同じ原理ですね。そして、曲線の形状の変化から判断すると、1950年頃を境に、若年層の感染率が劇的に低下したようだ、ということも分かります。それはともかく、約5%という低い既感染率なのに、かつ、比較的若い保母さんなのに、発症してしまうことがあるんですね。ただ、これは極めて稀なケースではないでしょうか。ですから、私が思うのは--この幼稚園に子供を預けていた方は、保母さんを責めるのではなく、むしろ、ご自身の父・母(お子さんからみれば祖父・祖母)の既感染率が非常に高いことを改めて認識し、身内から結核患者が出る可能性の方がはるかに高いことに注意すべきではないか--ということです。