みなさま おはようございます namyです> えーと、真ん中あたりにある「図2 年齢別既感染率の推移」をみると、1999年時点の調査では(マーカーの付いていない折れ線)、20歳の人の感染率は2〜3%、30歳の人は5%くらい、40歳の人は12〜13%、… そして、80歳の人は80%の人が感染していることになりますね。> > この年齢別の感染率曲線は、年を経るにつれ、曲線の形状が綺麗に右側にシフトしています。人口ピラミッドと同じ原理ですね。そして、曲線の形状の変化から判断すると、1950年頃を境に、若年層の感染率が劇的に低下したようだ、ということも分かります。なるほど〜。解説ありがとうございます。「既感染」の状態ってのがいまいちよく分かってないのですが、一度感染っていうのは不顕性感染も含めてですよね。だから、うちの祖父母が結核を発症した経験がなくても、周囲でたくさん罹患して時代を経験しているから「既感染」の状態である確率は、(感染当時に発症しててもしてなくても)80歳なら約80%っていうなんですね。うちの父母世代なら60歳として約50%か〜。> それはともかく、約5%という低い既感染率なのに、かつ、比較的若い保母さんなのに、発症してしまうことがあるんですね。ただ、これは極めて稀なケースではないでしょうか。ですから、私が思うのは--この幼稚園に子供を預けていた方は、保母さんを責めるのではなく、むしろ、ご自身の父・母(お子さんからみれば祖父・祖母)の既感染率が非常に高いことを改めて認識し、身内から結核患者が出る可能性の方がはるかに高いことに注意すべきではないか--ということです。結核患者と接触しなくても、80歳なら約80%、60歳なら約50%の人が体力の低下などで発症する可能性を秘めているということなんですね〜。でもこれにはBCGとか効果ないんでしたよねぇ。(小児の結核性髄膜炎とかには効果あるとされてますが)やっぱり「体力を保てる健康的な生活」なんですよねぇ。