これは姪の幼稚園で、先生の一人が結核だったときのことです。先生が結核だとわかって、園児はツベルクリン等で検査を受けることになりました。しかし、BCG接種を受けた人は、「偽陽性」「陽性」になります。(接種がうまくいかなかった場合には陰性もあるでしょうが)つまり、感染したのか、接種の効果で陽性なのか区別がつかない。そこで、疑わしい場合には、予防接種をしている人でも予防薬を飲ませましょうという話になる。このような限られた事例で考えると、接種していても対応が同じになるのなら、むしろしないほうがよいのではないかと思いました。予防接種を全員がしていないなら、感染者を特定するのもより正確にできて、飲まなくてもよい予防薬を飲む必要も減るでしょうし。しかしながら結核は、現在また広がりつつあります。予防接種をどう考えるか、難しいですね。