くじらさん 早速レビューありがとうございます。尊敬〜。私の場合、幼少期に麻疹の予防接種を受けていて、今まで発症していません。自分の子どもの予防接種を考え始めたとき、「果たして自分も一緒に麻疹に倒れるのか?看病できるのか?」知りたくて、行きつけの病院で血液検査をしてもらいました。結果シートをなくしてしまったので、抗体価が何倍だったかは定かでないのですが、担当医からは、これだけあれば近々発症するということはないでしょう。と言われました。麻疹の予防接種は効果的で、発熱などの副反応の頻度は高いけれど、その免疫の持続効果も高いから、幼少期の予防接種の免疫が残っているのでしょう。というようなコメントだったのですが、「小さい頃の注射1本だけの効果で、今までこの免疫を維持してきたの???」とちょっと疑問に思っていました。このため、今回の検討会で、麻疹ワクチンの免疫が持続するには、ブースター効果が効いているという内容のデータを拝見できて、正直「やっぱり!」と思ったわけです。まさに予防接種の恩恵を受けてきた世代(まわりに麻疹の子どもがちらほら居たはず世代)なわけですね。これからは、ほんとに排除しようと思ったら、5〜10年おきに予防接種をするかなど検討が進んでいかなければならないんですよね。。。食糧不足で体力が十分でないとか、発病後の医療などが十分に受けられないとかの環境的要因や、ハイリスクの方などの個人的要因などで、予防接種が必要な方もたくさんいると思いますが、マスの論議だけでは、何か片手落ちのような気がしてます。(まだ、漠然としたものなのですが。)麻疹、風疹は人につくウイルスなので、予防接種の接種率をあげて、ウイルスの排除を目指す。↓そのためにはマスとしての接種率をあげるための制度づくりをする。↓(予定通り)罹患者が減った場合。↓ブースター効果の恩恵が受けられなくなる。↓生涯のうちに定期的に予防接種を打たなければ、そのウイルスに弱い集団ができあがる。ウイルスが排除ではなく撲滅されるまでワクチンを接種し続ける必要が出る。(現段階のWHOの目標は、「排除」)今のアメリカ(二回接種国)がまさにそれで、日本は麻疹の輸出国とされていて肩身が狭いわけですが、日本がアメリカレベルに麻疹ウイルスに弱い集団になったら、他の国を輸出国として非難するのでしょうか。。。