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No.192 : 子連れハワイ旅行記〜1日目(日本→ハワイ島)
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 まつ  父親父親 [お子さん1人] - 2003/10/14(火) 23:59

離陸は 21:00 の予定。成田エクスプレスで、17:00 に空港第2ターミナル着。すぐにJTBのカウンターへ行って航空券を受け取り、事前に送っておいたスーツケースも受け取った後、JALのカウンターでチェックインを行う。ここまではスムーズ。

お腹が空いたので、4Fに上がってファミリー・レストランへ。離陸後すぐに機内食が出るため、軽く食べることにする。パパは小さなホットドッグ、ママはチョコレートパフェ、ダイは野菜ピラフ。ダイはピラフを半分ほど平らげ、ホットドッグに付いてきたフルーツと、パフェに入っていたウエハーを食べる。

ショップをぶらぶらするも、とくに買いたいものも見つからず。飛行機大好きのダイのために、見学デッキで発着を見ようと思っていたが、気温がかなり下がっていたので、泣く泣くあきらめる。ここで風邪をひかせるわけにはいかない。19:00には出国手続き。シャトルでサテライトに向かい、出発ゲート(D99)にたどり着く。ママはソファで雑誌を読み、ダイはパパと一緒に「歩くエスカレーター」を何度も往復して、搭乗までの時間をつぶす。エスカレーターに限らず、動く機械がダイのお気に入り。出発ゲートに着く途中も、いろんな飛行機を見ることができて興奮気味。

21:00、JL070でコナ空港へ向け出発。この時間での離陸は、ダイを寝させるタイミングが難しい。当初の予定では、離陸後1時間で出される機内食を食べさせ、11:00ごろに寝させようと計画していた。ところが、離陸後なかなか乱気流から抜け出すことができないらしく、機内食が出たのは2時間近くたってから。これで、すっかり予定が狂ってしまう。この2時間の間、照明を暗くしてくれれば食事をあきらめて寝かせつけることもできるのに、機内のライトが煌々と照らされていては、ダイも寝付けようはずがない。ダイはずーっとおもちゃで遊んでいる。

さて、ようやく機内食が運ばれてきたが、3人ともすっかり眠くなっていたため、食欲がなかなか湧かない。おまけに、クリームパスタ(パパ)、牛丼(ママ)ともに、お世辞にもおいしいとはいえない。ダイのキッズミールも、これまたあまりおいしくない。で、3人とも、ほとんど残してしまう。ところで、客室乗務員が運んでいたキッズミールは3個だけだったので、今回、ハワイ島に子供連れで行く家族は非常に少ないようだ。見渡すと、ハネムーンと初老夫婦が多い。

機内食が終わり、機内の照明も落とされ、ようやくダイを眠らせることができる、と思いきや、またもや問題発生。なんと、我が家は前方から2番目、かつ通路側の座席。つまり大きなスクリーンの真ん前至近距離。で、ダイはスクリーンのチカチカが気になって、なかなか眠れない。体はだらりんとしているのに、目はとろ〜んと開いている。眠くて我慢できないのに、なぜか眠れないといった様子。結局、眠り始めたのは離陸後5時間たってから(日本時間で夜中の2:00)。三つの座席の間の肘掛けを上げ、真ん中の座席に毛布・枕で布団をつくり、ここに横にして眠らせる。ようやく、すやすや寝始めた。一方、パパとママは横になるわけにもいかず、スクリーンの明るさでほとんど眠ることができない。アイマスクは忘れずに!

2回目の食事はマンゴー・デニッシュとリンゴ・ジュース。ダイは眠っているため食べず。パパ食べてみるが、マンゴー・クリームが甘すぎて完食できず。

9:30、ハワイ島コナ空港着(ここからはハワイ時間)。空は抜けるような青さで、雲の形も違う。日本から遠く離れていることを実感。JTBの長いオリエンテーション(1時間くらい)が終わった後、バスでホテルに向かう。ダイは明らかに寝不足だけど、初めて見る景色に機嫌は悪くない。ハワイ島は溶岩の島で、地面は真っ黒。木もほとんどない。道路脇の黒い地面に、あちこち白い石で文字が作られている。

13:00、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ着。ここは、何でも揃っているテーマパークのようなホテル、というのが売り。ホテル内に三つのタワーがあり、その間はモノレールやボートを使って移動する。モノレールは、ボートよりスピードが速いが、それでも、ゆっくり走っているので端から端まで乗ると 10 分以上はかかる。ボートは、モノレールのレーンと並行している水路を、ゆらゆら揺れながら進んでいく。

http://www.hiltonwaikoloavillage.com/

チェックイン(15:00)まで時間があるため、昼食をとることにする。ホテル外で歩いて行ける距離にレストランは一つもないので、ホテル内で探す。最初は中華料理(KIRIN)に決め、モノレールでレストラン入り口まで行ったものの、これは夕食に回した方がいいという結論に。で、別のレストランを探す。風がとても気持ちいいので、モノレールに乗らずぶらぶら歩いていると、「ボート・ランディング・パビリオン」というセルフサービスのレストランが目に入ったので、ここで食べることにする。ところが、ここの食事がとんでもない代物。パパとママのために買ったチーズバーガーがまずい(肉が堅く変な匂いがする)のは許すとして、ダイのために買った「そうめん」が最悪。とにかく麺が、これまで口にしたことのないようなもので、どう形容していいか分からない。バサバサ、くさい、まずい。一体、何を材料に作っているのだろうか? ほかにも「そば」や「巻きずし」もあったが、味は推してはかるべし。結局、ママとダイはチーズバーガーについてきたポテトチップスを食べただけ。パパは空腹に我慢できず、味覚を空白状態にしてチーズバーガー2個をむしゃむしゃ押し込む。そうめんは、1口食べただけでゴミ箱行き。子供連れに限らず、ここでの食事は絶対に避けるべし。値段も高い。鳥が多く、周りの水路できれいな魚が泳いでいるので、遊ぶにのみ良し。

3人でがっくり肩を落としながらメインロビーに戻る。ここで気を取り直して、ママが、楽しみにしていたスパの予約を翌日に入れる(アロマセラピー・マッサージ50分120ドル)。ついでに、チェックインもしてくれたので、部屋に向かう。三つのタワーのうち、我が家が泊まるのは海辺のラグーン・タワー。

なぜかカード・キーを差し込んでもなかなかドアが開かない。20回くらい試して、ようやく部屋に入ることができる(後で理由が判明)。部屋はまぁまぁ広いが、浴室は期待していたほど広くない。一応、オーシャン・ビューだが、ヤシの木が生い茂っているため、海はあまり見えない。ただし、ベランダにテーブルが置かれているのはグッド。風が気持ちいいから、ここで昼寝もできそう。ダイは大きなベッドが気に入ったようで、独りでよじ登ろうとがんばる。部屋を物色していると、ポーターがスーツケースを運んできた。JTBのツアーだから本来不要だが、ごくろうさまとチップを1ドルだけ渡す。

15:00、とりあえず、散歩に出かける。日なたに出ると、やはり直射日光は強い。海辺には白い石がごろごろ転がっていて、歩きにくいので、波打ち際まで近づくことができない。海辺からプール・サイドを回ったが、日本人は少なく外国人が多い。3歳以下の子連れはほとんど見かけない。ダイは、久しぶりに運動できるとあって、大騒ぎであちこち走り回る。芝生はとても柔らかく、ダイが裸足で歩き回っても大丈夫。プールサイドのショップで、ダイ用の小さな浮き輪を探すが、大きいサイズしか見つからない。日本で買ってくるべきだったと後悔する。

16:00、部屋に戻る。「プールに行こうか」と誘うが、ママは疲労困憊で行きたくないと言う。ハワイ時間で前日正午からほとんど寝ていない、まともな食べ物がのどを通っていないため、何もする気が起こらないらしい。とにかく、まともなものを食べて、ぐっすり眠る、というのがママの最大の望み。ダイは疲れている割にはまぁまぁ元気。相変わらず、ベッドの上で飛び跳ねている。

部屋に入ったときは冷房が最大限に効いていたが、寒くなってきたのでオフにする。これ以降、ハワイ島滞在中は、二度と冷房をオンにしなかった。基本的に、気温はそれほど高くはなく、風も吹いているため、日影に入るととても涼しい。昼間も、部屋の窓を開けていれば、涼しい風が入ってきて快適に過ごせる。夜になると肌寒くなることも多い。

17:00になって、早速、中華レストラン(KIRIN)へ。1人50ドルくらいのコースとビールを頼む。ダイはハイ・チェアに鎮座。ここに限らず、ハワイのレストランでは必ずハイ・チェアが用意されているので、子供連れには安心。最初に出てきたのはエビとホタテのベーコン巻き揚げ、次にフカヒレスープ。ママとても感動。やはり中華料理は、世界中どこで食べてもおいしいものだ(この評価は後日撤回)。ところが、ここでダイがハイ・チェアの上で不自然な格好で突然眠り込んでしまう。まだコースは始まったばかりだし、座らせたまま眠らせるわけにもいかないので、パパがダッコすることにする。左手が使えなくなったが、箸を使うだけだから右手だけで大丈夫だろう。と思いながら食べていると、メインに出てきた巨大なカニ料理に唖然。当然、パパはほじほじできる状況ではないので、ママが巨大なカニと格闘する(ここで、ママがカニほじほじのプロだということが判明)。このカニは、味は濃いけれど、まぁまぁおいしい。しかし、とにかく量が多い。このカニを平らげるのに、ものすごい時間がかかる。最後のチャーハンは出来損ないの冷凍ピラフのようでマズイ。ビールは2杯ずつ飲む。コースが終わっても、ダイはまだ寝ている。ダイは、ほとんど何も口にしていないので、ちょっと心配。チップ15%を含めて1万5,000円と、完全なリゾート料金。店に入ってから出るまで、客がほとんど埋まらないのは、やはりオフシーズンのせいか。

パパ・ママはお腹が満たされて、とてもよい気分でモノレールに乗る。モノレールに乗っている間にダイが起きる。ダイは夕食を食べていないので、近くの売店(Kimo Bean)でクロワッサンを仕入れておく。

さて、長い長い1日も終わり、あとは風呂に入って、ゆっくり眠るだけ、と思っていたら、なぜか部屋の鍵が開かない。カード・キーを何度差し込んでもダメ。

電話も使えないので、とりあえずフロントに行って事情を説明。すると、すぐに新しいカード・キーを発行してくれる。やれやれ一安心と、部屋に帰り試してみるが、これもダメ。挿入口に差し込んでも、三つあるライトが全く反応しない(カード・キーの不具合なら赤いライトが付くはず)。

もう一度フロントに行くと(モノレールを使うくらいだから、往復10分はかかる)、再度カード・キーを発行。同時に、情報センターのセキュリティ情報も更新したから、もう大丈夫だろうと言う。疑心暗鬼で部屋に戻って試すと、案の定、何の反応もない。

イライラしながら再度フロントに行くと、さすがに変だと思ったのか、セキュリティ担当者を部屋に向かわせると言う。ただ、今から手配するから、到着するのに時間がかかるかもしれない。もう一度新しいカード・キーを発行するから、その間にそれを試し、それでもダメなら、セキュリティ担当者が到着するのを部屋の外で待っていていろ、との仰せ。

当然のように、新しいカード・キーでも何の反応もなし。言われた通りにするしかないのだが、セキュリティ担当者が来るまで20分も待たされる。フロントとの往復3回とセキュリティ担当者待ちで、パパ・ママは夕食後の満足感が完全に吹き飛んでいる。

到着したセキュリティ担当者は、挿入口のライトが全く点灯しないことを見て、即座に、簡単には直せないことを理解した様子。トランシーバーで5分ほどやり取りをした後、おもむろに隣の部屋の鍵をガチャガチャと開け、この中で25分くらい待て、と言う(オフシーズンで部屋は空いている)。

疲れもピークに達していたため、おとなしく隣の部屋で指示通りに待っていると、隣の部屋(つまり私たちの部屋)の入り口方向から、ものすごい音が鳴り響き始める。まるで、ドアを壊しているかのような騒ぎだ。これが20分ほど続く。その間、ダイは、ベッドの上で飛び跳ねていたり、ベッドの上にあったイルカのぬいぐるみで遊んでいる。

そして、セキュリティ担当者がやってきて、「ドアを空けることができたから、部屋に入っていい」と言う。確かに、入り口のドアは開いている。しかし、付け加えて、「まだ*少しだけ*作業が残っているから、ドアは開けたままにしておく」とおっしゃる。少しだけ?

ママはくたくたに疲れていたので、先に風呂に入ることにする。部屋のドアが開いていることは、もうお構いなし。ダイは、お腹が減っているだろうから、先ほど買ったクロワッサンを食べさせようとする。ところが、これまた大失敗。バターべたべた、中にはチーズとハムがどっさり入っていて、とても繊細な胃袋に収まってくれるような代物ではない。ダイは、端っこの方を3口ほど食べて、もういらないと言う。子供は正直だ。しょうがないので、せんべいを与えると、これはバリッバリッと気持ちよい音をさせて食べ始める。でも、眠いからか、半分くらい食べたところで、もういらないという仕草。なかなか食が進まなくて、親の方が焦ってしまう。

そうこうしているうちに、別の作業員がやってきて、ドアの鍵を丸ごと交換する、と宣言する。どうぞどうぞ。5分ほどの作業で、鍵の交換は終わり。そのまた10分後、先のセキュリティ担当者が再び登場し、新しいカード・キーが手渡される。試してみると、確かに直っているようだ。これにて、ようやく鍵のトラブルが一段落。セキュリティ担当者は、別にあやまりもせず、当然のように帰っていった。

ママが風呂から上がったので、パパがダイを連れて風呂へ。ところが、この風呂、使い方がめっぽう難しい。お湯の量を調節するのは、蛇口を回すのではなく、蛇口のようなものを「引っ張って」行う。この調節が微妙で、感覚がなかなか掴めない。さらに、シャワーが壁の上の方に固定されており、ホースのようにぐるぐる引き回すことができない。つまり、この浴室は、大人が立ってシャワーを浴びることを想定して作られているものだ。2歳児の体を洗うには不便極まりない。仕方がないので、浴槽にお湯をため、たまったお湯で頭を洗い、その後、体をゴシゴシした(この順序は大事)。シャワーが使えないため、石けんを綺麗に洗い落とすことができたかどうか自信なし。

風呂に入ってさっぱりした後、パパとママはビールを飲んで、ようやくリラックス。ところがダイが、「にゅうにゅう、にゅうにゅう」とダダをこね始める。「ここには牛乳はないよ」と言うと、火がついたように泣き始める。まともなものをほとんど食べていないから、泣き叫ぶのも仕方がない。なんとかならんものか〜と考えあぐね、部屋の外にある製氷器から氷をとってきてグラスに入れ、麦茶を注いであげると、とりあえず機嫌が直る。小さな氷を口に含ませると、口をすぼませながら舌の上で氷を転がして、その感触を確かめている。

就寝は23:00。ダブルベッドなので、ダイを真ん中にして川の字で眠る。トラブル続きの1日(2日?)は、これにて終了。ただ、ダイは睡眠パターンが崩れて、なかなか寝付けなかったようだ。何時だったか分からないけれど、寝返りを打ったついでに薄目を開けてみると、ダイが、横になってじっとしているが、目だけパッチリと開いているのが分かる。

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