お腹が空いていたので、近くをブラブラしながら昼食の場所を探す。ハワイ島での苦い思い出が刻み込まれているので、ママは最初から期待しておらず、どこでもいいと言う。そこで、目に付いたステーキハウス(Big Island Steakhouse)に入る。背の高いウエイターがテラス側に案内してくれ、にっこり笑いながらメニューを手渡してくれる。日が当たって暑いけれど、気持ちはいい。パパは Ahi Kabob(マグロと野菜の串焼き)、ママはサーロイン・ステーキを注文し、ビールも頼む。まず運ばれてきたのが、金魚鉢のようなグラスに入ったビールで、ママは目が点になる。グラス自体が重いため、パパも最初は両手で抱え込むようにして飲む。そして、料理が運ばれてくる。ステーキは予想通り堅めだったが、味はまぁまぁいける。ただ、ソースがあまりおいしくなかった。マグロの串焼きは柔らかくて、おいしく食べられる。しかし、ダイは、肉・魚にはほとんど見向きもせず、ひたすらフライドポテトを食べ続ける。ハワイに来てから、確実に偏食が進んでいる。料理の味は平均以上で、値段も安く、サービスも良しと、ハワイ島での1回目の食事とは格が違う。