トップ
予防接種の副作用、薬に頼らない方法など、子供の病気を中心とした育児サイトカンガエルーネット
育児サイト『カンガエルーネット』の紹介
携帯向け
 
 
(
 ゲスト
>>ログイン

メニュー
スレッド順
新規投稿
ヘルプ
 
  
(
 ユーザ登録
 
(
 掲示板
 
(
 副作用
 
(
 看病記録
 
(
 アンケート
 
(
 イベント情報
 

No.2274 : Re4: 大人のインフルエンザ予防接種
( 返信 )
 Aki - 2005/03/03(木) 11:46

> > 自分の発症率を下げるもしくは症状を少しでも軽くして、周りの方を守ってあげてください。
>

> これ、ワクチンを受けていないと言うと、お医者さんからよく言われますね。でも、ワクチンによって発症率を下げたり、症状を軽減させれば、他人への感染を防ぐことができるということを前提としていますが、本当にそうなのでしょうか?


私の意図は、自分が元気になれば自分の子供の面倒がちゃんと見られて余計な人を手伝わせて巻き込まない、という意味です。症状が出ない感染、については本当に難しい問題ですが発症すれば確実に薬を飲むかどうか悩ましい問題も多く、少なくともばら撒くウイルス量は多いので感染拡大の確率は高いと個人的には思います。思ってるだけですけどね。

> まず、無症状であれば、ウイルスを排出しないと言えるのでしょうか? 例えば、前橋レポートでは、インフルエンザでは不顕性感染率が非常に高くて、かつ不顕性感染の場合でもウイルスを排出する可能性が高い(無症状でもウイルスが分離されている)。そして、これが、インフルエンザが爆発的に流行する原因になっているのではないかと推測されています。


無症状でも排出はありえます。ただし、一般には少なめ(あいまいですみません)になるでしょう。またインフルエンザ流行の原因としては、推測は推測でしかなく、前橋レポートの最大の問題は、インフルエンザの診断自体であると思いますが。だからインフルエンザでは不顕性感染率が非常に高い、というのもどうなんでしょう?実際にも高い気もしますが。本当のところはまだわからないのではないかな。
迅速診断キットも問題があるとは言われていますが、あれは実は検査者の技量の問題(個人的には思う)なので、上手な人がうまく検査して、同じような統計を取られたら(手法はすばらしいわけで)よいのではないかな、と。

> また、症状が軽くても、ウイルスは排出しますよね。タミフルを飲んで症状がほとんどなくなっても、決められた期間飲まなければいけないのは、ウイルスを排出し続けるからだと説明されていますし。


さらに、飲むのが終わってもウイルス排出は続くかもしれません。一方で、ウイルスをほんの少しでも排出=感染拡大というのはもちろん状況によります。ちゃんと家で休んでいることがもっとも重要。発症中はウイルス量が多く、常識的に感染させる確率は高いです。

> この点について、他のところでも何度か質問したことがあるのですが、納得できる回答をいただいたことがありません(たいてい無視される)。ですから、私は、「ワクチンを接種しても、他人への感染を防ぐ効果は小さい」という考えを捨て切れていません。つまり、個人レベルで見ても、集団レベルで見ても、コストに見合わない。


これに関しては、基本的には、統計的には効いている、現場の感触としても集団レベルでは効いている、ということしかいえないです。個人レベルは感じるのは難しいと思いますよ。はっきりいってそれは期待しないほうがよいかと。だから強制接種の方が良かったと思ってるんですけどね。コストに見合うかどうかは実はその社会の持っている性質(年齢層とか)にもよると思いますが、コストに見合わなければインフルエンザが少しは増えても仕方ないという発想ならば(それはアリだと思います)、正しいかもしれません。

> あと、私の周りを見る限り、大人がインフルエンザを発症するかどうかは、予防接種をしたかどうかよりもむしろ、疲労・ストレスの蓄積度合いの方が大きな要因になっているような気がします。非常に局地的な経験で恐縮ですが。。。


もとの健康状態はどんな感染症にとっても非常に重要です。その重要さに応じて、健康状態のばらつきがあると、予防接種の効果がわかりにくくなります。全員同じ健康状態でないと、予防接種の効果(ものすごく高いのでなければ)のある無しを判定するのは難しくなります。

> これを機に、ついでの質問もいいでしょうか?(笑)

> 予防接種で血中抗体価が上昇するのは分かりますが、ウイルスの一番最初の侵入口となる上気道粘膜(のど)細胞の抗体価も上昇させるのでしょうか? これは、ウイルスを防御できるレベルにまで、という意味です。


細胞の抗体価、というのではなく、粘膜に分泌される抗体(IgA)、という意味と思いですが、現在の抗体では作られないことになっています。それが効かない、とする根拠の一つですね。ただ血中にウイルスが出る状態は相当熱が出て結構きついし、重篤な合併症を残すかもしれません。個人的には血中抗体価の上昇は意味があると思います。でも実感できるほどで無ければ意味ないでしょうね。あと、抗体ができても実は大半が中和抗体じゃなかった、なんてオチがつく(多分そんなことないんでしょうけど)ことはあったりして。このへんは不勉強なのであまり信じないでください。

薬をいろいろ使っていると、とってもよく効く他のワクチンのようなものではなく、人によって効いたり効かなかったりする薬の方が圧倒的に多いです。そういう薬でもしっかり一部の人に副作用は出ます。そういうわけで、薬の使用に関しては私は慎重派ではあるのですが、しかしそうかといって使ったほうがよしと判断することもたくさんあるわけです。それで、どうせなら使ってみれば?とお勧めした、という風に考えていただければ。副作用が出そうな要素や、かかったときに家族のことも含めどのくらい困るか個人ではかりにかけて考えられたら良いかと思います。なんせ良くも悪くも自由接種になりましたから。

アクセス数:17,922
 共感[ 0人] 共感します! 役に立ちました!
 不快[ 0人] ケンカ腰の投稿は不快です
 難解[ 0人] もっと易しい表現でお願いします
 
ツリー表示
スレッド一覧
印刷用
 / 
 / 
 / 
返信
修正
削除


 
[ お知らせ | 個人情報 | 著作権 | 禁止事項 | 免責事項 | リンク | お問い合わせ ]
Copyright © 2003-2019 Kangaeroo-Net. All rights reserved.