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No.2362 : Re3: 子ども達の時代
( 返信 )
 Aki - 2005/03/07(月) 14:46

> 私も仕事中は、統計値や基準値などの数字も用いることがあります。やはり、何かを決めたり何かを進めたり、だいたい何をするにもそういう数値は重要な参考情報です。ですから、その数値の根拠や算出過程には十分注意を払っていますし、予防接種の有効性に関する統計値などもそういう配慮の元に算出された数値だと信じたいと思っています。

そうだったんですね。しかし、医学的には予防接種の有効性、とくにインフルエンザに限って言うと、はっきり言って不明、というのが一番正しいと思います。不活化ワクチンならなおさらのようですね。原文読んでなくて申し訳ないですが、最近のレビューでは北米では2歳以上なら効果アリ、それ以下は不明、となっていたようです。「効果アリ」は一定の尺度に基づいており、それでは不十分、と感じる方がいても不思議ではないです。国策だったころはそれでもやってくれ、ということで一定の効果がでて(一定の副作用がでて)評価できていたんですが、今の状況はねぇ・・・。

> Akiさんのおっしゃるとおり、私のいち感想にすぎません。仮に、「Aワクチンは副作用による重篤な症状が10万人に1人出ます。A感染症に罹ると1万人に1人が重篤な合併症になります。」と言われたとしても、「じゃ、確率の低い予防接種を選ぼう」とは思えないんです。実際のところ。

> 救済措置がいくらしっかりしていても、それを理由に「えいや!受けてしまおう!」とは私には思えないんです。もちろん、十分な救済措置は制度としては必要なことだと思っています。


そういう方もけっこういますよね。受けるのをお勧めする側としては残念に思うはずなので、病院とかでは冷たく言われちゃうかもしれないですね。どっちも合併症にあえば後悔するでしょうけど。
正直、考えて拒否される方はともかく、忙しいとか理由なしで拒否される方がいるので、そこが効果の程をわかりにくくしている、研究の質を下げている、と思います。単純にいうと、全例接種したときと全例接種しないときで比較できないですからね。言っても仕方ないですけどね。

> 仮の話ですが、[幼少期は重篤な合併症を引き起こしやすい(ということであると仮定して)ので、ある程度大きくなって体力つくまで予防接種で時間を稼ぎましょう。ワクチンによる免疫が切れた大人が発症することによって、子ども達が不顕性感染の恩恵を受けれるかもしれません。]といったような構想なら理解できるのです。


話は違いますが、インフルエンザを例に出せば、大人の感染は子供から回ってくる、という話もあるので、恩恵をうけるのはむしろ大人の可能性もありかと。それが広い意味で子供を守ることにもつながる。ということも考えられます。ワクチンで評価されるのは、おそらく発症の減少と症状の軽減の2点であり、副作用や費用と比較して、このいずれかが有効と認められる証拠が出る限りはうつべし、という流れになるのではないでしょうか?そして疑わしきでもどちらかというと効果アリならば、理論上正しいとされていれば、一度はじめたものは続けてみることになる、というのが一般論です。そして小児では大人以上にデータが集まりにくく、統計での検出力が低いので、大人で効果があり、小児で明らかに有害でなく、小児で有効と考えられる要素が部分的であれあれば(学校で集団感染すると明らかにデメリットで、それを抑制するとか)小児にも行う、ということに。
正直、小児の予防接種に関してはかなりこの掲示板をもとに勉強した部分がありますf^^;。

> 予防接種により獲得した免疫はその有効期限も短く、周りにその感染症が少なくなればブースター効果も期待できないので、数年おきにワクチンを接種しなくてはある程度の免疫を維持できません。母体から移行する免疫も少なくなるので、生後間もない赤ちゃんが重い感染症に罹る可能性も高くなると思います。


ワクチンの能力にもよるため一概に言えない気がします。

> 地球上に存在する一生物として、弱い集団がどんどん形成されているように思えるんです。


どうでしょう?どっかで聞いたこともある表現ですが、抽象的すぎませんか?感染症でいうと、新しい感染症がいつか出たり、その強さ次第で人間の強さ/弱さが決まるという相対的なものだから、ここであんまり包括的に考えようとしても仕方ないかと。抵抗力を上げよう、というのはそれはそれですすめるべきですが、どういう状態が抵抗力があるか、その時になってみないとわからない面もあるでしょう。先進国は衛生面の改善と体脂肪増で結構抵抗力が上がったと思いますが、同時に肥満で生活習慣病を増やしたり、一方で公害(冷蔵庫のフロンとか)も増えました。話が逸れすぎましたが、本当にいいワクチンができれば、理論上はその疾患に関しては撲滅できるくらい、人間の体はいまだに機能を保っていると思いますが。

> 話は変わりますが、麻疹などの死亡者数は予防接種の普及する前から激減するベクトルの中にいて、それは公衆衛生の向上や戦後の生活安定、子ども達の体力向上などによるのでは?という解釈も妙に頷けてしまう訳です。もちろん医療関係者の皆さまの日々のご健闘による成果でもあると思っています。


公衆衛生の向上に勝るものなしですよね。冷蔵庫が出来て病気が激減した、ていうのは医学部の最初の方の授業でならうことです。麻疹も上記のように評価されていることは事実ですね。

> 100%を求める、つまりゼロリスク症候群ですね。これには陥りたくないと思っています。しかし、ちょっと考えれば分かること、疑問に思うことを解消せずに納得せずにメジャーに居れば安心とは私には思えないんです。メジャーにいれば、非難される確率も少なく、生きやすいとは思うのですが。納得できないことにはいちいちひっかかってしまう損な性格だと思います。


それは正直大変ですね。その分野を研究される方なら良いのですが。
揚げ足取りじゃないんですけど、ちょっと考えてわかる、というのは人によりますよね。もうちょっと学校で勉強できなかったか?と思う(事情はあるかもしれませんが)方もいれば、そんなに調べたら恐ろしくなるだろうに、と思う方もいて、調べたところで納得するかどうかはそれこそ性格にもよるかとは思います。

> 予防接種法も改正されて、親の判断がより重要とされているわけですし、もうちょっと親にもいろいろ公正な判断材料が容易に入手できるようになってもいいのでは?と思っています。


だいぶ情報が増えたとは思いますよね。昔より、色々なことが伝わるようになったと思います。その分、実は実際に使われている判断材料がアヤシイものであることがバレてきました。そんなに公正な判断材料がないことに気づきだした、というのが現状ではないか、と感じています。手術法とか学生時代の私が素人判断でもろくでもないな、と思っているものは実際どんどん変わってきました。進歩というか、変化が常にある業界に、他の分野の方がきっちりついてきているわけです。インターネットって怖いです〜。
ただ、出ているデータに限界があると知りつつやっていくのと、そうでないのとでは予防接種にしろ何にしろ、見方が違ってくると思います。予防接種に関しては、任意接種にして国が責任を逃れた、という以外の何者でもないですよね。お金かけて非難されて訴訟になったのではタマラナイ、というもっともだがあんまりな態度だと思います。

話はさらに逸れるのですが、こういう判断材料をきちっと求める方々が、安易に民間療法に流れないでいただきたいな、と思う次第です。高価でなかったり、行っている医療と拮抗しなければ効果がある限りはやっていただけばと思うのですが、矛盾だらけでデータも薄い割には相当売れてますよね。不景気じゃなかったのか??と思うくらいです。代替案であるからにはそれなりのデータが欲しい。人の弱みに付け込んでいるとしか思えない。慢性疾患を診ることが多いので、そこは常々大いに不満に思うことです。そして、たいてい、良心的を装っていざおかしくなったら無理せず病院へ、とのたまう治療が多いので、そりゃそうなんだろうけど無責任だよな、と思うんです。死ぬまでこの治療で面倒見るから、問題あったら訴訟でも何でも、というのが筋でしょうに。かといってここまでしか面倒が見れないとも言わないし。ちょっと愚痴でしたね。

なんか抽象的な話ばかりでした。予防医学はすぐ机上の空論になるので難しいです。

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