はまです医師がどなたも、指摘されないので、気になったことを書きます。> 我が家は昨年、家族全員でマイコプラズマをやったので…>今回のお話も、ヒジョーによく理解できました。>因みに当時3歳の息子はジスロマックを2週間。ジスロマックというのは一般名アジスロマイシンです。処方されたのが、他のくすりでなく本当にアジスロマイシンだった、ということを前提に書きます(実は違っていたならよいのですが)。2週間は、明らかに過剰処方です。こういうと、医師不信をあおるような感じになり、くららさんは動揺されると思います。しかし、言わないでおくと今後も同じようなことが起きるかもしれず、くららさんも、また、くららさんの発言を読まれたかたにも誤解を与え、患者の皆さんの不利益になると思いますので、あえて発言させていただきます。ふつう、服用期間は3日です。3日服用すると、7日間以上、血中濃度が持続します。病巣にはなおいっそう(血中濃度の100倍も)の高濃度のジスロマックが持続するからです。それ以上はまったく必要ありません。ジスロマックは血中濃度の半減期(濃度が半分になる期間)が平均約2.6日(大人で、小児もほぼ同じかより長いかも)、病巣では3日以上ですから、3日間服用すれば、6日目にはピークの半分、9日目にもピークの4分の1はありますから7日間はもちろん、10日間程度でも効いています。マイコプラズマには特に効果が高く、一般の菌よりもずっと低濃度で効いていますので、3日服用すれば、2週間程度は十分効いていると考えてよいでしょう。重大な副作用がなくて幸いだったと思いますが、ジスロマックと同じ仲間の抗生物質(マクロライド系と言う)は、エリスロマイシンに代表されるように、重篤な不整脈の危険もあります。今後は決して3日分を越えて服用されないように、患者さんも自衛のために、ご注意を。もちろん、本来、医師が気を付けるべきことですが、> これからも、アンテナをはっていろいろ勉強しつつ、大いにアンテナを張ってください。