もう〆られていますが、「親子感染」について気になったので・・・感染するのは俗に「虫歯菌」と言われるミュータンス菌であって、虫歯そのものではありませんよね。以下は雑誌「ちいさい・おおきい」などからの受け売りですが・・・ミュータンス菌は口の中の常在菌(共生菌)で、いるだけでは何も悪さをするわけではなく「ミュータンス菌が糖を分解する時に出す酸が、歯の表面を溶かす」これが虫歯の原因です。菌がいても、糖をとらなければ酸は出ず、虫歯にならないというわけです。じゃあ糖をとれば必ず虫歯になるかというとそういうわけでもなく一度溶けた(脱灰という)歯の表面も、唾液に含まれる成分で再石灰化されます。再石灰化の完了には数十時間かかるので、その間糖をとるのを控えれば虫歯は防げるわけです。もちろん、菌がいなければ、いくら甘いものを食べても虫歯にならないわけですが「カミカミあーん」に限らず、近付くだけでも唾液の飛沫から移ってしまうもので予防するのは現実的には難しいですよね。病原菌やウィルスとは違って、菌がうつっただけではどうってことないんだから「感染」という言葉はどうかと思います。・甘いもの(みりんなどの調味料を含めて)を連続してとらないこと・よく噛んで唾液の分泌をよくすること・カルシウムなどのミネラルをとって歯を内側から強くすることが大事なんじゃないでしょうか。歯磨きも大切な手段だけど、あくまで補助的なものだと思います。こちらのサイト、私はとても参考になりました。http://homepage3.nifty.com/arinkosan/haisha/haisha.html