私はビールの苦味は大好きですが、ふきのとうなどの苦味は美味しいとは思いません。苦いというのも、つきつめればいろいろあるのでしょうね。離乳期後の子供が目を離した隙に、ビールを飲んでしまう不意の出来事に出会ったことが何度かありますが、表情をみていると、案外嫌いな味ではないようですよね。ところが、もう少し大きくなった子供だと、不味いという反応が大勢になる感じ。味覚のありようは、本能というより、なにか脳の成長とかかわりがあるのかなぁなどと漠然と考える私でした。ところで、ビールの利き酒ができるほど、味覚に自信はありませんが、銘柄によっては体が受け付けない(あまり飲めない)のがあります。それって、味の好みというより、体が拒否するって感じ。むしろそういう感覚の方が「本能的能力」という気がしますね。