タミフルは「抗インフルエンザウィルス剤」です、「解熱剤」とは違います。ウィルスに対してのワクチン(細菌にワクチンが有効なところから)という考えで開発されたクスリですので、ウィルスに対して効果があるというものですが、A型でもB型でも全てに有効で医師が処方する点にも疑問が残るクスリです。細菌性の病気でしたら2種類の病気が同じクスリで両方への効果は期待できないのですから不思議としか言いようがありません。
インフルエンザは高熱時の検温とコントロールだけであとは自然治癒力でほとんど全快できます。タミフルを飲んだからといって他者への感染が防げるということもありませんから、安静にして体力の回復と自然治癒力に任せるほうが、タミフルを飲んで副作用の危険性におびえるよりもよいとおもいます。
院外処方される場合でしたら薬局でよく相談し、受取る日数分も減らす事も出来ます。いくらにもなりませんが、無駄なクスリを買ってくる(処方される)ことも防げますし、皆さんの医療費が無駄に使われいているという事実にも目を向けなければならないと思います。医療費は年々上昇し保険負担額も増えます。
ちなみに領収書には記載されていませんが、日曜祝祭日の診療、院外処方は15%増しになります。