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No.3250 : Re: 日本脳炎予防接種健康被害
( 返信 )
 栗原  父親父親 [お子さん2人] - 2005/05/31(火) 21:57

> 今回の接種中止のきっかけになった山梨の女子中学生の父です。

驚きました、よく投稿していただいたと思っています。心中お察し申し上げます。
私は、おたふくかぜワクチンの副作用被害者(26歳)の父(51歳)です。

> 娘の病気が 予防接種によるものであると厚生労働省が認めた事は、喜んでいいのか怒っていいのか心中複雑な物があります。

>

> 加えて日本脳炎の予防接種の中止まで決定され、娘が全国に与えた影響の大きさに驚いているところです。


残念ながら日本の厚生行政は犠牲が累積しないと動かないのが常識のようなのです。
報道に、1991年から現在までにADEMが13例(うち重症4例)報告されており、とあったように、わたしの近所にも1994年の事例でADEMで障害を負った方がいて救済されていました。けっして最近の事ではなかったのです。

> 娘は大きくなったら介護士になりたいと言っていましたが、皮肉にも介護される側になってしまいました。

> でも、結果として、自らの犠牲によって今後同様な被害を防いだという立派な貢献をしたことになります。もし意識が戻ったら、そんな話もして「よくがんばったね」と褒めてあげたいと思います。


同じ被害者をかかえる(といっても我が家の事例は交通事故のような副作用被害ですが)者として、その言葉の裏にある苦しく悲しい思いが痛いほどわかります。酷なことかもしれませんが日本脳炎ワクチンの被害は、薬害=行政の落ち度から発生した被害だといえるように思います。なぜなら自然感染患者がほとんどない中でADEMなどが古くから報告され救済認定がなされていたからです。先日5月27日厚生労働省の「第2回ワクチンの研究開発、供給体制の在り方に関する検討会」で参考人として招かれた加藤達夫(聖マリアンナ医大)氏は、日脳ワクチンについて被害者が訴訟を起こしたら大変な事になる(明らかに国に責任があるとうけとめられるものでした)と語気荒く発言をしていました。この方は被害認定の審査にあたる審議会の方です。

> 厚生労働省は、より安全なワクチンで来年度から接種を再開するとの事です。もっと早く動いて欲しかったです。


ひょっとしたら、新タイプのワクチンへの切り替え方針がはっきりした段階でなお「接種勧奨」を続けたら訴訟で敗訴する事が明らかになったという判断で情報と「通知」を出したのかもしれません。
「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」44号の記事に日本脳炎の話題があります。まだでしたらぜひお読みください。

日本の予防接種行政や薬事行政の改革は、情報をもっともたくさんもっている専門家や行政が変革するのではなく、もっとも苦しい立場に追い込まれた被害者が立ち上がる事で進むという、まさに「後進国」といえます。

百歩ゆずって、今回のような「接種勧奨差し控え」、それをするようになったことは、それなりの「前進」なのかもしれません。過去にもそのようにすべき場面があったようですから。被害者を前にこのようなことをいうことは間違いとは思いつつも。

近日中に厚生労働省関係部局と面談します。

エルビスさん、この掲示板から投稿者個人宛にメッセージを送る方法があることはご存知ですか、よろしければお願いいたします。予防接種リサーチセンターから派遣される保健福祉相談員の方は親身になって話を聞いてくれますか。私は多くの人的つながりがありますので出来ることはご援助したいと思っています。いつでもどうぞ。

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