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No.3315 : Re3: 水ぼうそうを軽く済ませる予防策って??
( 返信 )
 やも  医療関係者医療関係者 - 2005/06/04(土) 10:19

> やもさん、
> 「まずは、めいさん自信が、一番気にしていることを明確にして医師に伝えましょう」

> 的確なアドバイスありがとうございます。何が心配なのか混乱していますね。

> ゾビラックス眼軟膏も姉に処方されていて、その添付文書に「小児に対する安全性は確立されていない(使用経験が少ない)」と書いてあるのを見てええ???っとなってしまいました。

> 安全性が確立されていない薬が普通に処方されることも驚きでしたが。


小児科で使用する薬剤で、「小児には安全性が確立されていない」と記載されているものは、けっこう多いです。それは、投与した例のデータ蓄積がない、もしくは研究している人がいない、ということなのでしょう。

とくに新生児医療では、そんな記述を全部守っていると、助けられる赤ちゃんは激減するでしょう。小児ならまだしも、「新生児」に安全性が確立されている、ましてや「未熟児」に安全性が確立されている薬剤なんて皆無に近いからです。
新生児科医の先生方は、そういうことは分かっていて、それでも何とか助けようと、比較的安全性の高いと考えられるもの、また、デメリットよりもメリットが大きいと考えられるものを選んで使用している、ただし、医療者が24時間観察している状況下で使用している、というのが現実です。
そうして、「実際に使用して有効だった例、無効だった例」を何例か蓄積して、これを公的に発表して「なになにが有効だった」という記述を残して、他の人が参考に出来るようにデータを残す、これの積み重ねをやって、やっと「安全性を確認できた」というのでしょう。何年も何年もかかります。
実際には、薬というものはそういうふうにして、使用されているということです。

安全性が未確認のまま、外国の薬を取り入れて使用して困った例、かと思うと、「外国では承認されているのに日本ではまだ」、「日本では手続きに何年もかかる」といって、早く使用したいのに、という例もあるでしょう。

「えー、そんないいかげんな」と思われるかしら?でも、「安全性を確認する」ってじゃあ具体的にどういうことでしょう。
身の回りの、「安全」と思っているもの、医療品だけではなく、どうやって安全性を確認するのでしょう、簡単ではないですよね。
試験管内の実験から始まって、動物実験して、健康成人で試して、病気の成人で試して、、、健康小児で試す?そんなことできるのでしょうか。結局言い換えれば、「健康成人・病気の成人までは安全性が確立されています」ということなのでしょう。

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