> 薬の乱用は反対ですが、拒絶してしまうのもどうだろう?> 一昔前は、たくさんの子供の命が細菌性の病気で失われていました、それらの病気は今もあるし、子供の持つ免疫力も限界があります。> 賢い母はもちろん尊敬しますが、信頼できる専門家(医者、薬剤師)を見つけその言葉にも耳を傾けて、あんまり頑張りすぎないで下さいね。やもと申します。小児科医です。ぼくママさんのは、とっても正しい受診の仕方だと思います。今までのレスを見ていると、「とにかく飲ませたくない」だけで、必要性のある疾患であったとしても、お家でがんばりすぎて、ちょっと子供が心配です。インフルエンザ菌とインフルエンザウイルスは全く別物です。インフルエンザウイルスの方が、タミフルなんやら、脳症なんやらでちまたを騒がせている印象を受けますが、インフルエンザ菌もとても怖い感染症です。乳児などでは、またたくまに全身にひろがり、現代では抗生剤が著効して助かる病気ではありますが、受診の遅れが致命的になったりします。それ以外にもまだまだ細菌感染症は、特に1歳までの乳児ではめずらしくないと思いますよ。明らかに細菌性肺炎なら、抗生剤処方どころか、入院して抗生剤静注でやらないと治りません。なおらなかったら、抵抗力の弱い乳児では細菌に食われてしまいます。まあ、お家で頑張ります、と言っている間はきっと重症ではなく、おっしゃるように風邪(軽症のウイルス性上気道炎)なのだろうと思い、あえてレスせずに見ていたのですが。ぐったりした状態で、5日も6日も、特に1歳以下の子なんかだったら、危険ですね。こんな状態で、家で見ていられる親なんてそうそういないでしょうし、死にかけで受診して結局ICU行き、生死をさまようような治療を受けて、1ヶ月後に無事退院できれば、ラッキーかな、なんていうこともあると思います。まず先に「絶対病院に行かない」と決めるべきではないのでは?息も絶え絶えになってきたけど、「絶対いかない」って決めたから、行かない。なんてことにはなりませんように。