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No.3751 : Re: BCG接種後の罹患率
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 病原環境論者  医療関係者医療関係者 - 2005/08/07(日) 18:38

私は、BCG廃止論者です。昔は違ったのですが、今はそうです。結論から先に言うと、BCGは効きません。アメリカはBCGをしていませんが、移民と低所得者、エイズの人を除くとほとんどなく、小学校入学時にしたツベルクリン反応が陽性(ただし硬結で10mm以上)になり、大騒ぎされた日本人の子どもがいました。その子はBCGを受けていたのです。今は、欧米諸国ではBCGをしないか、廃止した国が増えています。それは、社会的政策で減らせるからで、予防接種では減らせないからです。世界的には、BCGは、乳幼児の結核性髄膜炎と粟粒結核(全身結核)を減らせる(かからないわけではない)ということで、新生児に接種している国が多いです。しかし、子どもの結核は大人からうつるので、大人の結核政策をすれば、子どもの結核は減らせるのです。
アメリカ、カナダ、アイスランド、オランダはそれをして、子どもの結核を減らしました。日本では、社会政策なくして、予防接種でへらそうとして、未だに欧米諸国の2倍の罹患率と死亡率です。大阪は日本でダントツの結核多発府です。次いで7大都市です。私に結核を教えてくれた元相模原結核療養所の先生も、アメリカのロックフェラー研究所の結核研究所の所長のデュボス先生も、BCGの効果を認めていません。それより、社会政策だと言います。郵政民営化より、子どもの健康を守る政策をとって欲しいものです。私は、BCGを薦めませんが、大阪の専門医(私の友人ですが)との妥協点として、生後6ヶ月までに受けることで、それを過ぎたら、効果は期待できません。家族特に老人の2週間以上の咳と、大人の3日以上の熱の場合には、結核の健診を受けることです。家族(親戚も)内感染が7割で、あとは学校、幼稚園、保育所、病院、塾などの集団感染が、今の子どもの結核の特徴です。
 BCGをしたら結核感染はどのくらいかというと、世界の報告では、15〜80%防げるとのいろいろな有効率が報告され、信頼度は低いです。それで世界的には、BCGは廃止の方向にすすんでいます。廃止したら子どもの結核が増えたとの報告もありますが、その国は復活させていません。副作用と費用と、結核予防の効果との比較で決定しているのでしょう。BCGを受ける事よりも、ツベルクリン反応だけ受けて、陰性を確認すればよいです。ただし、あくまで国際方式の硬結で(日本式の発赤でなく、硬くもりあがった所)10mm×10mm以上で陽性とします。それ以下なら、2〜3年おきにツベルクリンをして陰性を確かめることです。陽性になったら予防的に抗結核剤を1年飲むことです。(日本式は6ヶ月ですが)

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