こんにちは。> 前橋レポートは、今からでも十分世界に通用するようなレポートとして発表することはできないのでしょうか?これは、とても難しいと思います。なにしろ膨大な作業が必要になりますから。データの洗い直しとか、80ページ超の翻訳作業とか、法律的な折衝とか。。。> なぜ、国内のみ、それもあまり評価のないような(少なくとも私には国内評価も低いような印象をうけております)対応しかなされていないのでしょうか?> 評価されるべきレポートであれば、もっと世界に、一般に有名になってもいいように思われるのですか・・・。何故でしょうか?トヨタ財団の報告書が唯一のものだったから、というのが理由でしょうか。とにかく入手方法が限られていました。だから、存在自体が知られておらず、一部の方しか現物を見たことがなかった。さらに、トヨタ財団の在庫も数年前に切れてしまいました。そこで、貴重な資料を埋もれさせるのはマズイということで、カンガエルーネットで掲載できないかと動き出したのです。それが去年の春先。そして公開したのが去年の夏。ともかく、それまでほとんど知られていなかった資料をインターネットに掲載するようになったわけですから、これから徐々に認知されていくと思っています。ただし、英訳は無理。 もちろん、どなかたやってもいいよ、という方が出てくれば、実現するでしょうが。> ちなみに、うちの主治医も予防接種推進派なのですが、前橋レポートは評価しておられません。あれは、偏ったレポートで結果からは何の結果も得られないとのことです。なるほど。では、もし可能であれば、その先生に、本当に前橋レポートを読んだかどうか、お尋ねになってみてください。おそらく、読んだことも、どこで入手できるかも知らないのではないでしょうか? かつて、菅谷さん(うろ覚え)という方が、とある論文で前橋レポートの分析手法を批判したことがあって、それを鵜呑みにしているのではないかと想像します。逆に、もしその先生が前橋レポートを実際に読んでいるのであれば、どの点がマズイのか、突っ込んでお話を聞くことができますね。私自身、前橋レポートの重要性は、予防接種の効果が一体どの程度か云々という点ではなく、子供たちが自然感染を通じて強固な免疫を獲得していく様子を明らかにした点にあると思っています。ですから、他のホームページで繰り広げられている「前橋レポートによると、予防接種の効果は…」という議論には違和感を感じています。他にもっと有益な情報が含まれているのに。